RYT取得養成スクール選びで失敗しないためには?|日本とインドのスクール比較

RYTとは

RYT(Registered Yoga Teachers)は1999年9月から、2つの異なる大きなヨガ団体が合併し設立された世界で最も大きく有名なヨガ団体、「全米ヨガアライアンス」が認めるヨガインストラクターの資格です。設立から10年以上経過した今では、世界70か国以上にRYTの資格保有者がいます。

ヨガ留学 RYT logo

RYT200とRYT500とは

この200と500は全米ヨガアライアンスが定めるインストラクター指導養成コースのトレーニング時間数を意味します。RYT500はRYT200の上位資格にあたる位置づけです。

RYT200はヨガインストラクターとして必要最低限の知識、スキルを身につけていることが位置づけられています。RYT200はヨガインストラクターとしての第一歩と言えるでしょう。一方で、RYT500はRYT200よりも300時間多くのトレーニングの受講が必要です。実践的なトレーニングが多く組み込まれており、RYT200の上位資格RYT500を取得するためには、RYT500認定コースの卒業後、最低100時間以上のコーチング経験も積まなくてはなりません。

世界共通でカリキュラムが定められている

RYTの資格を取得することができるスクールには全米ヨガアライアンスから与えられた最低限のプログラムを満たさなければなりません。RYT200の場合、全米ヨガアライアンスが提示している内容は以下のようになっています。

・ヨガ実践スキル 100時間以上
・ヨガ指導技術 25時間以上
・ヨガ解剖学 20時間以上
・ヨガ指導者としてのヨガ哲学、生活習慣、倫理 30時間以上
・実技演習 10時間以上

これらのように条件は決められていますが、内容や流派などはどのスクールで学ぶのかで違います。スクールも国内にとどまらず、海外でのトレーニングも多く行われています。また、短期で集中的に受講するのか、長期取得かの選択肢もありあます。

RYTの取得方法

短期取得か長期取得か

短期取得の場合、毎日をヨガ漬けの生活を過ごしながら、集中的に学ぶことができます。海外に留学する場合は英語を学んだり、海外文化に触れながら学習することも可能です。

長期の場合、仕事を続けながら、予習や復習の時間が取れるので、ゆっくりとヨガを学んでいける人もいれば、集中力に欠け、やる気に波が生じてしますことも考えられます。

自分にあったトレーニングコースを選択することが重要です。

RYT200を日本で取得する

期間:3か月から1年
費用:40~60万(コース費)

日本にはRYTを取得できるスクールが数多くあり、スクールやコースの選択肢も幅広いです。国内スクールの場合、日本にいながら仕事をやめずにスクールに通うことができます。短期での合宿型のプログラムを提供しているスクールもありますが、コース費用のみで40万以上と価格は高めになっています。

RYT200をインドで取得する

期間:1か月
費用:35~45万(コース費、生活費、渡航費込み)

ヨガ発祥のインドでは日本に比べて物価がかなり安いので、生活費をおさえることもでき、渡航費を含めても日本より安くRYTを取得することができます。また、インドの認定スクールはアシュラムと呼ばれる学校に住みながらヨガを学ぶので、1か月という短い期間でRYTを取得することができます。インド人講師から伝統的なヨガを学ぶことができるますし、英語の環境で生活するので、英語が苦手な方には通訳付きのサービスも提供しておりますし、英語も一緒に勉強したいという方にもおすすめです。

ヨガ留学先の比較はをご覧ください。

RYT取得で失敗しないために

ヨガスクールの選択肢は幅広く、RYT取得には大きなコスト(お金、時間・・・)がかかります。失敗しないために、受講する前、トレーニングを通じて何を身に着けたいのか。どこをゴールにトレーニングを受講するのか。目的をはっきりすることが重要なポイントになります。コースを受講する目的は大きく2つあると思います。

・RYTを取得してヨガのインストラクターになる!
・ヨガの知識を深めたい、体系的にヨガを学びたい!

ヨガを学ぶ上で、このような自分の目的とあった学校を選択することがヨガインストラクター資格取得の成功につながります。

まとめ

ヨガインストラクター取得には大きなコストを要し、スクール選びの選択肢も幅広いです。インドでのヨガ留学は短期で集中的に安い費用で、資格を取得できます。自分がスクールRYTを取得しようか迷っている人は受講する前に、自分にあったスクールを見つけましょう。