20代男性が1週間インドヨガ修行で体質改善に挑戦

私は日本で会社員として働いていましたが、昨年、大病を患い入院することになりました。それまでがむしゃらに働き体のことを考えずにひたすら走ってきましたが、自分の体が自分のものではなくなったようになった時は大変ショックを受けました。そしてそれをきっかけに私は健康を強く意識することになったのです。本記事では私は病気の後に出会ったインドヨガについて、また、インド発祥の地リシュケシュでの1週間ヨガ生活について書いています。

ヨガのきっかけは入院

病院

昨年12月、私はある生活習慣病にかかってしまい入院を余儀なくされました。20代前半からバリバリ働き、好きなものを食べ、お酒とタバコの量も減らすことなく会社員生活を送っていました。そんな生活を続け30代間近になった頃、体に異変が起こり始め気がついたときには病院のベッドに横になっていました。私が入院した病院ではリハビリにヨガを導入しており、退院までの数週間は朝晩のヨガが習慣になりました。

無理なくできるヨガ

それまで運動はほとんどしてこなかったのですが、ヨガは体が弱っていた私でも毎日続けることができました。むしろ、朝と夕方のヨガが習慣化されると毎日ヨガをやらないと何か違和感を感じるようにさえなりました。精神的にもリラックスできるヨガは、長年の仕事の疲れを癒やす最高の方法だったのです。そして入院後もヨガのことをもっと知りたい、病気になる前の自分から変わりたいと思うようになったのです。

インドヨガ修行を選んだのは

インドヨガ修行

本場のヨガを学びたかった

私が1週間インドヨガ修行に申し込んだ理由の一つは、本格的にヨガを学びたい、そのためにまずヨガのルーツを知りたいと思ったことがきっかけでした。インドはヨガ発祥の国であり、その中でもリシュケシュはヨガの本場とされる場所です。ヨガ誕生の地でヨガ生活にどっぷり浸かることでより深くヨガを理解できると考え、申し込みを決意しました。

インドの中でも安全なリシュケシュ

2つ目の理由はリシュケシュが非常に安全だということです。渡航前にインドやリシュケシュについて情報を集めているとリシュケシュはインドの中でもリシュケシュの気候は穏やかで過ごしやすい地域だとわかりました。実際にリシュケシュで過ごした1週間では危険な目に遭遇したことも、そうなる予感も全くありませんでした。現地の方も気さくで困ったことがあれば助けてくれる親切な方ばかりだったという印象をもっています。1週間滞在してヨガが根付いている環境で過ごすことで、ヨガが持つ効果を肌で感じることが出来たと思います。リシュケシュは日本帰国後もまた行きたいと思える素敵な場所でした。

アシュラムでの生活を体験したかった

3つ目はヨガだけを考えるアシュラムでの生活を実際に体験したかったからです。入院していた頃は味気のない病院食を食べる生活をしていました。ヨガのポーズや概念だけでなく、ヨガ中心の生活がどのようなものか知るためにインドで、リシュケシュで、そしてアシュラムで生活する必要があったのです。

インドヨガ修行の効果

1週間インドヨガ修行

瞑想は人生の視野を広げる

日本でも瞑想をしていましたが、今回の1週間インドヨガでは自然に囲まれた、言い換えれば山とガンジス川に隔離されている環境での生活でした。その中で瞑想していると頭の中がスッキリして心も浄化されていくのがわかりました。これまで振り返らず仕事だけを頑張ってきた自分の人生を振り返る、そして今後の人生を考える良いきっかけになりました。

健康的な生活習慣

1週間インドヨガ生活では3食のベジタリアンフードを食べ、規則正しい生活を送っていました。たったの1週間でしたが生活習慣が大きく変わり、1日1日自分の体が変化しているのを実感することが出来ました。日本に帰国後も環境は違えど、この期間での経験を忘れずに健康的な生活を送っています。

まとめ

病気がきっかけでヨガを始め、ヨガを深く理解するためにインドにきた今回の1週間インドヨガ修行。私はまだ20代ですが、今後の人生を大きく変えるきっかけを与えてくれるきっかけとなった期間でした。1週間インドヨガ修行はちょっとした休暇やインド観光を兼ねた目的でもおすすめなので、インドに、またはヨガに興味がある方は是非リシュケシュを訪れてみてください。きっと生活を豊かにするヒントが見つかると思います。

20代看護師がキャリアアップのためにインドヨガ留学を選んだ理由

ヨガを始めたきっかけ

看護師の仕事の幅を広げたかった

看護師として仕事をしていくうちに心と身体の繋がりに興味を持ちました。医療や介護の現場ではストレスが掛かる仕事も多く、結果的に体調不良に陥るケースが多いので、医療従事者の側に対しても心のケアが必要だと考えるようになりました。その時に、他の病院で職員の心のケアを目的にヨガ教室が開催されていると知って「これだ!」と思い、始めたのがきっかけです。

体のことだけでなく、心を整えるアドバイスもできるようになりたい

ヨガが身体にいいらしい。ヨガがストレスにいいらしい。 と巷ではその効果に惹かれて、ヨガ・スタジオやスポーツクラブに通う人が日本でも増えてきました。一方で、ヨガの特徴を活かして心身の不調を予防改善できる可能性がある人たちは、仕事が不規則でスクールのレッスンやジムには通えなかったり、ヨガをしようと思っても宗教的でよく分からないと不安を感じていたり、身体が思うように動かないと感じている人たちだと思っています。そのような方たちに対して、心を整える手助けが出来るようになりたいと思ったのです。

インドヨガ留学を決めた理由

インド人と金丸

看護師がヨガを学ぶメリット

ある程度のポーズ、やり方を学んでしまえば家でも手軽に出来ますし、呼吸法や瞑想もあるので必ずしも体を動かす必要があるわけではないので、不規則な勤務時間の看護師でもリフレッシュ方法の1つとして生活の中に取り入れやすいと思います。また、ヨガをすることによってインナーマッスルが鍛えられるので、私の場合は体力的にも厳しい医療の現場で活躍するためのベースにもなっているように感じます。

看護師×ヨガの価値

ヨガは万人に効く薬ではありませんが、患者さんと接する中でヨガで習ったことが活かせる場面があります。特に身体を動かしたいけど硬くて普通のエクササイズが出来ない患者さんには、ヨガで学んだ簡単なストレッチや呼吸法をお伝えしています。それで喜んで頂けた時には、ヨガをしたことでアドバイスの幅が広げられられた感じがして嬉しく思います。また、ヨガでは解剖や生理学も学びますので、看護師として学んできたことと合わせて更に知識を増やすことができ、ケアの幅が広がったことは大きな価値だと思います。

ヨガ発祥の地でヨガを学べる

「アシュラム」と呼ばれるヨガ道場でヨガを修行するという体験はインドの他にはないですよね。単にヨガのポーズを学ぶだけでなくそこでの生活スタイルを通して、ヨガの奥深さを肌で感じることが出来たのが良かったです。とくにアシュラム内は禁酒・禁煙・菜食などのルールがあったので、その生活は私にとってはすごく新鮮でしたし、日常から離れたことで自分自身を見つめ直す機会が増えたことで留学に来た価値があったと思わせてくれました。

インドでヨガ留学をして良かったこと

インド留学中の交流

遊びではなく真剣にヨガを学べた

アシュラムでの生活は日本での生活と比較すると娯楽がないので、厳しいと感じることもあるとは思いますが、その分ヨガの練習励むことが出来る最高の環境でもありました。ハワイやバリといったリゾート地でもヨガを学べるようですが、せっかく学ぶなら本気で取り組みたかったということ、個人の体質に合わせた治療法として知られているアーユルヴェーダにも興味があったというのもあり、本場のインドで真剣に学べたのはとても良かったです。

インド多様な文化に触れることで考え方が広がった

インド人の多様性には驚かされましたね。同じインド人でも話す言語が違う、宗教が違う、人種が違う。違うことばかりで、逆に日本がいかに単一的なのかを知りました。むしろ日本の外に出たことで自分たちの国が他国から見ても不思議な国であることが理解でき、逆に日本にも興味が湧いた気がします。

世界中の受講者との交流

リシュケシュは「ヨガの聖地」として世界的に有名なこともあって、世界各地からヨガを学びに生徒が集まってきていました。週末はみんなで観光したり、一緒に生活を共にするので様々な話を聞くことが出来ました。インドにいながら他国の人たちとも交流出来たことはとても良い経験になりました。

インドヨガ留学を勧める理由

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1ヶ月の健康的な生活で体をデトックスできる

アシュラムの中ではお酒もタバコもお肉も禁止だったので、自然とデトックスになりました。街中のレストランやカフェでもあるのはベジタリアン料理で、全くお肉を食べずに1ヶ月過ごしました。実は身体にも良い効果あり、ヨガのおかげもあったとは思うのですが、寝覚めがスッキリと良くなり、体重が減ってスタイルも改善され、ストレスを感じることもほとんどなくなりました。まさかこんなに効果があるとは思っていなかったのでびっくりしました。

比較的少数で密度の濃いレッスン

ヨガのレッスンは基本的に15人前後の少人数のクラスで行われました。先生が丁寧に教えてくれるので、分からないところは気軽に聞くことが出来ますし、クラスの他の生徒とも仲良くなることが出来ます。最初は初めての環境にドキドキしてましたが、クラスの雰囲気も良く、みんな優しいのですぐに馴染んで、レッスンに集中することが出来ました。

何度も来たくなるリシュケシュの生活

ヒマラヤ山岳地帯のふもとに位置していて、綺麗なガンジス川が町の中心を流れています。こうした恵まれた自然を感じながら過ごすことができるこの場所に暮らす人々はみんな穏やかで、「ナマステー」と道で挨拶を交わすことも珍しくありませんでした。同じインドでも都市部のデリーとは全く違い、落ち着きのあるインドの姿を見ることが出来ます。

【インドヨガ留学体験談】30代女性がインドでのヨガ留学を通して得た新たな発見

ヨガを始めたきっかけ

なぜヨガを始めようと思ったのか

私がヨガを始めたのは2年前です。当時は生まれたばかりの子供の育児と家事の両立がとても大変で忙しない毎日を送っていました。その積み重なりから身体の疲れやコリ、そして精神的にもかなり参っていました。そこで話題になっていたヨガエクササイズにちょっとした興味本意で体験することにしました。すると驚くことに翌日の朝あまりに身体が軽く、すごく気持ち良く目が覚めたんです。そこからヨガを続けることになりました。

30代女性にとってのヨガの魅力

私にとってのヨガの魅力は家事炊事洗濯などヨガをしている最中はそういった日常を忘れてとてもリラックスできるということです。これは私に限らず世の主婦全てに言えることだと思います。なにせ主婦は気苦労が多いですし、またずっと家で家事をしていることもあるので運動不足になりがちです。そういった面ではヨガにはダイエット効果もあるので体型を気にしている主婦にもヨガをおすすめできますね。また30代女性は美容意識が高い方も多いので、姿勢の改善やアンチエイジングの効果を求めてヨガをする方も少なくなくないです。また筋肉がつくのが嫌でジムに行けないなんて人でもヨガは内臓脂肪を燃焼させるエクササイズなので筋肉をつかずして内側から痩せることができ太りにくい体質に変わることもできるんですよ。つまりヨガは全主婦の悩みを全て解決できるといってもいいほどのエクササイズですね。また子供をもっている女性も多く子育ての悩みや家事の苦労などを共有できる場としてもとても良いですね。

インドヨガ留学を決めた理由

インドを選んだ理由

ヨガを始めた理由は主婦としての気苦労からだったのですが、始めていくうちにヨガの身体的な面よりも精神的な面に惹かれていくようになりました。ヨガは単なるエクササイズではなく哲学でもあると知ってからどんどんと奥深いヨガの世界にハマってしまいました。あと通っていたスクールの先生がとても魅力的な方で、彼女も私と少ししか年が変わらないのですが子供もいるにもかかわらずヨガのインストラクターとしての仕事、家事、子育てをちゃんと両立していてそしてヨガを心から楽しんでいるところにとても影響をうけました。「こんな女性もいるんだ」と思い、それから本格的にヨガを学びたいと考えはじめました。日本でもヨガインストラクターの資格を取得できると知り検討しましたがやはりヨガの本場であるインドのリシュケシュで本当のヨガの考え、哲学を学ぼうと思いインドを選びました。

留学前のインドに対する印象

スクールのヨガインストラクターの先生にも相談したところ彼女はリシュケシュでヨガインストラクターの資格を取得しており彼女のすすめでリシュケシュでのヨガ留学を決めたのですがインド留学に対して不安がなかったというと嘘になりますね。やはり多くの日本人はインドにたいして「治安が悪い」「女性一人では危ない」「日本人はよく騙される」といったイメージをもちますし実は私もその一人でした。友人や家族に話すと大抵のひとには反対されました。しかし夫だけは賛成してくれ、私が不在だった留学中の家事や子育ても代わりにしてくれてとても感謝しています。

留学後のインドに対する見方の変化

留学を終えたいま、いままでのインドに対するイメージは驚くほど変わりましたね。たしかに騙そうとしてくる人はいましたし、夜女性が出歩くと危険な場所もありましたが私が留学をしていた場所リシュケシュではそんな体験はほとんどありませんでした。特に私がインドへきて驚いたことは人の温かさです。インドでは人と人の距離が近く「あなたもわたしも同じ」という感覚をみんな持っているように感じました。またリシュケシュはヨガを習いに外国人観光客が多く集まることから外国人に対して排他的な印象はなく、日本人である私に対しても彼らは思いやりをもって温かく接してくれました。

インドでヨガ留学をして良かったこと

ヨガ 講義中

リシュケシュでの生活

リシュケシュは本当に静かな場所で現地の人たちも温厚な人たちばかりでした。インドの喧騒な人間臭いところが苦手という人でもリシュケシュは問題なく快適に過ごせると思います。またリシュケシュの真ん中には原流に近い綺麗で雄大なガンジス河が流れています。私のリシュケシュでの好きだった日課は散歩です。ヨガのレッスン終わりに夕日に照らされ朱色に染まった幻想的なガンジス河を眺めながらなにも考えずおもむろに歩いたのは1日の疲れのリフレッシュになりましたね。またリシュケシュでの食事はすべてベジタリアンでとても健康的な食生活を送り、心身ともに健康的な生活を送ることができました。
リシュケシュの生活詳細はこちら→ヨガの聖地リシュケシュ

1ヶ月ヨガ漬けの生活

私は全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)の資格を取るためのコースを選びました。(RYT資格の詳細はこちら→インドヨガ留学で取得できる全米ヨガアライアンスRYTについて)1日のレッスンは毎朝5時に瞑想の講義が始まり、それから実技のレッスンと座学をはさみ18時の呼吸法で終わるという具合でした。なかなかハードな毎日でしたが苦と感じることはありませんでした。それは実技のレッスンが涼しい時間帯の早朝にあったり暑くなる昼間は屋内で座学といったように学校側が生徒が集中してレッスンに臨むことができるよう配慮してくれたおかげだからと思います。またそれぞれ動機は違いますがみんなヨガを真剣に勉強し取り組んでいる仲間だったので国籍は違いますが言語や価値観などでぶつかることなく生徒たちの間では一体感がありました。彼女たちとヨガのわからない点を共有しあったりヨガの楽しさを分かち合ったりしたことはとても良い思い出ですね。

インドヨガ留学で身についたこと

このインド留学を通してさらにヨガ哲学に対して見聞を広げることができました。アーサナだけでなく、呼吸法や瞑想、哲学なども学びたいという希望があったので学びながら、実践できたことにとても感謝しています。約1ヶ月の間ヨガと向き合い、自分自身ととことん向き合えたことは私にとって最高の環境でした。日本に帰国してからもインドで学んだヨガを生活の一部として過ごせるよう意識しています。またヨガと出会い、ヨガを深く知ることで自分の心や生活がより豊かになる人が増えるようこれからは学ぶ立場から教える立場になってヨガの楽しさ、奥深さを広めていくことで私を変えてくれたヨガに恩返しをしたいと思います。

インドヨガ留学を勧める理由

ヨガ 仲間

ヨガの聖地で本場のヨガを学べる

なんといってもインドでのヨガ留学の最大の魅力はヨガ発祥の地リシュケシュで本当のヨガを学ぶことができる点だと思います。私はここへ来る以前も趣味程度ではありましたが1年半ヨガをやっていました。ですが日本では本当に些細なことではありますが誤解されているトレーニング方法も多いように感じました。例えば少しマニアックになりますが骨盤底筋はお尻の穴をしめて…というトレーニングは硬くなってしまうので逆効果で、ゆるめることが大切であるということを知り驚きました。このようにここに来なければ知ることができなかったことも多かったと思います。またヨガの聖地リシュケシュでは多くの外国人観光客がいました。彼らも私たちと同じくヨガを習いにきているという人がほとんどなので同じスクールの生徒の有無に関わらず、同じヨガ好き同士すぐに仲良くなり交流を深めることができました。日本でもヨガは流行していますが世界各国からのヨーギとのつながりができるのはここリシュケシュならではだと思います。

生活環境と治安がとても良い

日常から離れてヨガの事だけに集中ができるのはとても良かったです。家事炊事洗濯をやりながらは体力的にも困難だったと思うので、ヨガのトレーニングと授業以外は必要最低限の身の周りの事しかしなくて良い環境だったからこそ、集中して勉学に励めたと思います。食事もベジタリアンになり、禁酒禁煙で健康的に暮らせ頭だけでなく日常生活もヨガの生活ができました。崩れた生活のリズムを1ヵ月かけて正しいリズムに直すこともでき仕事や今後の不安や心配や人間関係のわずらわしさなど一旦はすべて忘れられることができるので心身ともにリセットもできた1ヵ月間でした。多少の疲れや筋肉痛も出ましたがとても充実した生活を送ることができたと思います。

費用が安い

全米ヨガアライアンスを登録している認定スクールは日本で受ける場合40万から50万ほどの費用がかかりますが、私が留学したシヴァヨガスクールは渡航費や旅の諸々の費用含めて40万を下回りました。それに加え食事付きと最高のヨガを学べるこの環境はとてもお得だと思います。

20代のヨガ女子が1週間インドヨガ修行に行ってきた。

リシュケシュで行われている1週間インドヨガ修行に参加してきたのでその体験談を書いていきたいと思います。私は20代女性でヨガは週に2-3回近所のヨガスタジオにかよってインストラクターをつけて行っています。インドヨガを実際に体験した感想や参加した前後での変化についてまとめていきますので、インドヨガに興味のある方の参考になれば幸いです。

趣味のヨガで修行する

ヨガは社会人5年目になった時からお仕事終わりやお休みの日にスタジオへ通ってやっていました。大学からの友人と趣味程度にやっていただけなので、インストラクターの方を見よう見まねで真似るのに満足していました。体の調子が良いことに気付いたのはヨガを始めてから3ヶ月が経った頃でしょうか。最初は半信半疑だったヨガの効果も、ヨガスタジオに行く回数を増やす内に確信に変わりました。ヨガの効果を実感するようになってから、ヨガをもっと知りたいと思うようになりヨガインストラクターについても調べるようになっていきました。

インドヨガ修行

本場のインドヨガへ

ヨガにハマり始め、インターネットを中心に色々と調べている内にヨガのルーツはインドにあることを知りました。これが私がインドヨガ修行をするきっかけです。日本はまだまだヨガに対して歴史が浅くポージングが中心であること、インド由来のヨガ理論も沢山あることを知り、会社の長期休みを有給と無理やりくっつけてインドへヨガ修行に行くことを決意したのです。

インドへの渡航準備は難しくありませんでした。航空券とビザさえ取ってしまえばあとは申し込んだコースに行くだけ。ヨガマットはアシュラムで貸し出しているし、生活に必要なものは大体リシュケシュで揃うというので、持って行ったものは着替えの下着や服くらいでした。スーツケース1つで十分。空港までは日本人スタッフの方が迎えに来てくれましたし、渡航前に周囲の人から心配されたトラブルもこれと言ってありませんでした。インドヨガ修行の後はデリー観光もできましたし、ヨガだけでなくインドの中心も見れたことでインド文化にも触れることが出来たと思います。インドに行ったことがない人はヨガだけでなくインドの色々な場所に行ってみると刺激的な発見が多くて面白いですよ。
全体スケジュール

1ヶ月前 航空券取得
修行3日前 デリー到着
アライバルビザ取得
日本人スタッフと合流
デリー近くの寮へ移動
修行1日前 リシュケシュへ移動
修行開始 7日間のインドヨガ修行
修行終了 デリーへ移動、観光

ヨガ修行の地はインド北部にあるリシュケシュという都市でした。デリーから車で7時間ほど走り、首都の賑やかさや喧騒とはかけ離れた山間部にリシュケシュの街に着きました。私は初めてのインドでしたが、リシュケシュはとても穏やかでマイナスイオンに溢れた場所でした。街全体に漂う独特な幻想的な雰囲気はインドヨガにどっぷり浸かる1週間に胸が高まります。

インドヨガ修行

インドヨガ修行中の生活

いよいよインドヨガ修行開始。参加者の国籍はほとんどが欧米系の方で、海外でヨガをやっているという感じがしてとてもワクワクしました。

■参加者の国籍
ヨーロッパ 80%
北米 10%
東南アジア 9%
東アジア 1%

ちなみに私は英語がペラペラに話せるわけではありません。人生で数回行った海外旅行もボディランゲージと片言の英語をなんとか組み合わせてコミュニケーションを取っていた程です。日本語通訳をつけることも出来たのですが、せっかくのインドで周りも外国人の方ばかり、普段できない交流をしようと通訳なしで頑張ることを決めました。仲良くなったドイツ人の方とは、休憩時間はお互いの国のことを紹介し合ったりしていました。100%理解できたわけではないですが、お互いヨガが好きでインドに来ていることに運命を感じ通じ合うものがあったと思います。

ヨガ修行は早朝の瞑想から始まり、アクティブに体を動かす機会が多かったように思います。1日2回行われるポージングの時間で絞れるほどの汗をかき、規則正しく食事を摂るというルーティーンによって体に劇的な変化が起こりました。激しいヨガの運動によってお腹が減り、食事は決まった時間に出てくるので、食欲が抑えられずよだれが止まらないのです。そのせいもあってかアシュラム出る食事はとても美味しく感じ、その味は今でも忘れられません。

日本でも定期的にヨガスタジオに通っていたため、ポージングには自信がありましたが動き音一つ一つが想像以上にキツく最初の2日は筋肉痛になりました。気温28度、湿度30%という最高に過ごしやすい気候でしたがポージングの時間は汗が吹き出すように出てきて体内の悪いものが全て出ていく感覚でした。

インドヨガ修行中のアーサナのレッスンは、アシュタンガヨガとハタヨガを行いました。ハタヨガはインドのアシュラムで殆どのところが取り入れているようで、力強いヨガのポージングで普段使わない筋肉を動かすので慣れるまでに時間がかかりましたが、自分のペースで進めることができたので無理なく楽しめました。アシュタンガヨガは視線の動きまで全て決められているヨガのスタイルで日本でやったことがなかったので新鮮でした。

インドヨガ修行

まとめ

今回のインドヨガ修行は私にとって大きな転換点になると思っています。これまで趣味程度でやっていたヨガでしたがインドヨガ修行を経て体験した体の変化を多くの人に知ってもらいたい、インドヨガの奥深さを自分自身もっと学びたいと思いヨガインストラクター資格にも挑戦するつもりです。インドの山奥で味わったあの感動は、今でも私の体に残っています。