ヨガの起源を勉強し、世界遺産でヨガをする

世界遺産でヨガ

ヨガの起源を勉強することで日々のヨガがより充実したものになるのでないでしょうか。またそんな日々のヨガとは異なり、世界遺産で行うヨガは自然や歴史からパワーをもらい、いつものヨガよりもリラックスできます。今回はそんなヨガの起源と世界遺産で行うヨガについて紹介しています。

ヨガの起源といわれている世界遺産のモヘンジョダロ

ヨガは5000年前にインドで起こったインダス文明が起源あるとされています。インダス河の流域に、安座(安定坐法、スッカアーサナ)のような座り方をしている像が彫られた印章が見つかりました。これがヨガの起源で、「ヨーガ5000年の歴史」と言われる由縁となっています。インダス文明に文字はありましたが、未だに解読されておらず、当時行われていたヨガが、どのような体系であったかはわかりません。また、インダス文明の文字は文献が少なく解読不明とまで言われているので、今後も古代ヨガの体系は秘密に包まれたままであるとされています。

しかし文明の様子から運動不足の人が座れるようになるためのエクササイズであったのではないかと推測できます。それは、モヘンジョダロの遺跡に水洗トイレや、風呂、チェスのようなゲーム、子供用のおもちゃがあったことから、インダス文明は高度で清潔な文明であり、富を持った多くの人が余暇を楽しんでいたことがわかります。そのような富を持った人たちが運動不足になるのを防ぐために、ヨガをしていたのではないかと考えられています。

ヨガの起源とされている印章
出典:http://blog.coruri.info/entry/yoga_kiso_01

ヨガと世界遺産

沖縄の中城城跡でヨガをする

沖縄では中城城という城でヨガを行うイベントが開かれています。中城城は2000年に世界遺産に登録された、中城湾に面したところにある、6つの郭から成る山城です。1440年に護佐丸が中城城に移り住み、周辺の城壁を増築したといわれています。

そんな世界遺産中城城跡で城ヨガが開催されています。このイベントは、国連で制定された6月21日の「国際ヨガの日」にちなんで、前週の日曜日である6月19日に行われるヨガイベントです。会場には人気のカフェが集合する出張カフェが用意され、体を動かした後は青空の下、ピクニック気分で朝ごはんを楽しむこともできます。イベント終了後、中城城跡見学希望の人にはガイドの案内も受け付けているなど、観光もできるイベントです。当日の持ち物はヨガマットのみで、休日のお出かけ前に気軽に参加できるので、清々しい1日をスタートするにはぴったりのイベントとなっています。

中城城跡でヨガ
出典:https://www.goo.ne.jp/green/column/shimagirl_8394.html

様々な世界遺産でヨガ

ヨガは場所を選ばないため中城城跡のイベントに限らず、様々な世界遺産でも行うことができます。世界遺産のようなパワースポットでヨガを行うことで普段のヨガよりも心の底からリラックスできるのではないでしょうか。

タージマハルでヨガ
出典:http://theyogahub.ie/maintaining-your-yoga-practise-while-travelling/

こちらはインドのタージマハルでヨガを行っている人の写真です。私もタージマハルに行ったことがありますが、ヨガをやっている人が多く居ました。

ピラミッドでヨガ
出典:http://ashtangayogawithsueellen.com/

エジプト文明の力を肌で感じながら、ヨガを行うことができるかと思います。

まとめ

ヨガの起源は5000年前で裕福な人の層から広がっていったことがわかっています。古代ヨガの体系がどうであったか詳しくはわかっていませんが、ヨガの基本である安坐が当時から合ったのではないかとされています。ヨガは今ではお金の有無にかかわらず世界中で行われていますが、こういった背景を知っておくとなおヨガのことが好きになるのではないでしょうか。またヨガは体一つで行えるので、ぜひ世界遺産でやってみてはいかがでしょうか。きっと世界遺産のパワーをもらって、普段のヨガよりもリラックスできることかと思います。