【RYT200取得コース】梅田彩乃さん(2019年5月参加)

インドヨガ留学を選んだ理由

インド留学に参加する以前の私のヨガ歴は、通算すると2年ほどです。日本にいる時は週に2回はヨガスタジオに通っていました。海外に長期滞在する時期もあった為その際はスクールに通う事ができませんでしたが、自分でヨガをするほどヨガは大好きでした。
そんな私がインドヨガ留学を選んだ理由は、主に3つあります。1つ目は、「値段が他国に比べて安かった点」です。2つ目は、「インドがヨガの聖地であり且つリシュケシュはヨガ発祥の地である」という事です。3つ目は、「日本人の少なさ」です。せっかくの海外なので、なるべく英語を使用する環境に身を置きたかったというのもインド留学を選んだ理由の1つです。
 

 

留学前のインドの印象は?

マイナスイメージしかありませんでした。治安が悪いと言うのは何度も聞いたことがあったのと、夜は外に出る事ができないだろうなという印象でした。インドヨガ留学の事を周りの人に話しても、インドに渡航する事を否定的に捉える人たちが多かったです。
 

リシュケシュでの生活

 

アシュラムの授業はどうでしたか?

もちろん先生の英語はインド訛りがあり最初の1週間は聞き取るのが少し大変でしたが、徐々に慣れていくので2週間目からは特に気にならなくなりました。
1日のカリキュラムの中に2回各自自由に過ごす事ができる「Self Study(自習)」の時間があるので、最初は休憩が多いなと感じていました。しかし、コースが進むにつれて授業の理解度も深まってくると、「Self Study」の時間の重要性に気づく事ができました。授業は座学の割合も多く内容も盛りだくさんなので、復習をみんなで行う為に最終的には「Self Stady」の時間があるのはとてもありがたかったです。
 

 
特に好きだった授業は、「アシュタンガヨガ」の授業です。体力的には1番大変だった授業ですが、毎日行う事で自分の体が徐々に覚えていき最終的にとても身になっていると実感できました。最終日に朝の4時から「サンサルテーションA(太陽礼拝A)」を100回と「サンサルテーションB(太陽礼拝B)」を8回行うのですが、やっている時の辛さよりも終わった時の達成感と清々しさはなんとも言えないものでした。また、「ハタヨガ」の授業は、色々な種類のポーズ(筋トレ要素の物など)を組み合わせてくれていたので飽きること無く受講する事ができました。
 

 

食事はどうでしたか?

最初は、全てベジフード且つ基本はカレーなので1ヶ月食べれないと思っていました。ご飯も日本のお米と品種が違いパラパラしているので、違和感を感じていました。しかし、2週目からすぐに慣れて毎日3食美味しく食べられるようになりました! 不安な方は、日本から「インスタントのお味噌汁」や「ふりかけ」や「お茶漬けの素」を持参することをオススメします。そうするとたまにご飯にかけたりして気分転換する事ができますよ。
 

休日の使い方

日曜日が休日なのですが、アシュタンガヨガの授業が毎週午前中にありました。それ以外に学校のアクティビティがあり、クラスのみんなでガンジス川のより上流部分に行き、ビーチバレーをしたり沐浴をしたり、写真撮影をしたりととても楽しかったです。
 

 
また、学校付近はカフェやレストランも充実しておりとてもクオリティが高かったです。「Self Study」の時間に友達とカフェで復習したりもしました。インドは物価が安いので、500円ほどで食事とドリンクをいただく事ができました。
また、インド人には欠かせない「チャイ」も1杯20円ほどで飲めるので先生や生徒と毎日飲んでいました。
 

 
レストランでは料理が出て来るのがすごく遅かったり、メニューには書いてあるのに提供できないと言われたりなど、日本とは違ったインド特有のハプニングも楽しみながら対応する事ができました!笑
 

ヨガ留学を経験して変化した事

 

インドの印象は?

インド、特にリシュケシュに関しては危なくはないという事がわかりました。また、インド人はみんなフレンドリーでとても優しかったです。学校付近のお店の方たちとも滞在中に仲良くなる事ができました!サリーを着て街を歩いていた日は、みんなが「写真撮ろうよ!」と声をかけてくれたりもしました。他にも、インドの人は日本とは違って、ゆったりと楽しみながら働いているなという印象でした。
 

 

自分自身の変化

身体的な部分に関しては、出来るようになったポーズの種類がかなり増えました!!「Self Study」の時間にみんなで出来ないポーズを練習したりして、出来るようになっていくのが嬉しかったです。毎日しっかり、みっちりヨガを1ヶ月やったので、もちろん柔軟性もかなり伸びましたよ!
 

 
精神的な部分では、元々感情の起伏などは激しくない方でしたが、ちょっとした事であればそこまで神経質にならず「ま、いっか」と思えるようになりました。またインド滞在中から既に、周りの人から「変わったね!」とか「オーラが変わった!」と言われるようになっていました。
「哲学」の授業を受講中は、いろいろな事を考えさせられるので、必然的に自分の考え方に変化が生まれました。「自分がHappyになるにはどうしたらいいのか?」を考えて行動するようになったり、物事を以前よりもさらにポジティブに考えられるようになったと自分でも実感しています。また、人の悪い部分よりも良い部分をたくさん探せるようになりました。
 

 

どんな人にインドヨガ留学を勧めますか?

 

 
「何かに迷っているひと」「自分自身の考え方に迷っている人」「もっと深く考えたい事がある人」にはすごくオススメしたいです!「瞑想」や「哲学」の授業が毎日ある事で、「無」になれる時間や「ゆっくり自分について考える時間」をしっかりと確保する事ができます。
またインド(リシュケシュ)は、日本では当たり前の事が「当たり前じゃない」と気づかせてくれたり、「何気ない些細な事が幸せ」と感じられような場所で、自分を取り巻くいろいろな事への「ありがたみ」を強く感じる事ができるようになります。皆さんも是非1度「リシュケシュ」を訪れてみて下さい!!!