【RYT500取得コース】内山ひとみさん(2018年11月参加)

インドヨガ留学を選んだ理由

私は日本でヨガは一切やった事がありませんでした。
日本での日々の生活の中で、ストレスが溜まり少しの運動でもついていけないほど体力が低下していました。そんな私が体の健康を取り戻したい一心で「ヨガ」をやってみようと思いたったのです。
どうせ学ぶなら「ちゃんと基礎から学びたい!」というのと「ヨガの発祥の地で学びたい!」という気持ちがとても強かったので、今回はMISAOのインドヨガ留学を選ばせていただきました。

 

留学前のインドの印象は?

印象はもちろんあんまりよくなかったです。そもそもヨガに興味を持つまで、インドには興味もありませんでした。皆さんが思ってるイメージと同じように怖くて治安が悪いところと漠然と思っていました。
 

リシュケシュでの生活

 

アシュラムの授業はどうでしたか?

ヨガは全くの初心者でしたので、もちろん初めは体も気持ちも授業についていくのに必至でネガティブな考え方になってしまった時もありました。しかし、クラスメイトや先生方はみんなとても優しく、たくさん励ましてくれました。そして次第に体も授業についていく事ができるようになり、ヨガの奥深さを感じていきました。
 

私が特に好きだった授業は、「解剖学」の授業です。授業はもちろん全て英語で実施されるので、英語が苦手な私にとって理解する事はとても困難でした。しかし私は「通訳オプション」を付けていたので、理解できない箇所は日本語で説明してもらう事ができました。「解剖学」の授業の中ではアーユルヴェーダについて学ぶ時間があったのですが、私にとっては1番興味深い内容でした。医学に近いような内容を学ぶ事ができて、体の中の構造や仕組みについて学びました。学んでいくにつれて、それらの知識が自分の健康にとって有益な知識だと実感する事ができました。インドでヨガを勉強するまでは、日本のヨガのイメージからポーズを綺麗に取ったりエクササイズ要素が強いと思っていた為、ヨガで自分の体や健康についてここまでしっかり学べる事ができた事にとても驚きました。
 

私はRYT500取得コースに参加した為、RYT200を1ヶ月間とRYT300を1ヶ月間勉強しました。RYT200コースではヨガや座学全ての科目において、基礎的なところからしっかりと学んでいくものが多かったです。また、人数も20人程度と比較的多いので、クラスメイトとわいわい楽しみながら学べるものが多かったです。一方のRYT300コースでは、より人に教えるという事に特化した授業内容になっていました。指導者としての視点で学んでいく授業が増え、生徒同士でヨガのポーズを教えあったりしました。
 

食事はどうでしたか?

私自身が元々日本に居るときから、肉は食べないというベジタリアンに近い生活をしていました。アシュラム(学校)の食事は、洗練されたベジタリアンの食事ばかりだったので私のようなベジタリアンにとっては最高の食事でした。日本であのクオリティーのベジタリアン食を食べようとすると、お値段も高く付くしとても困難だと思います。そしてこのヨガ留学が終わった時には、海鮮系も食べない本格的なベジタリアンになっていました。もちろんその方が私にとっては体の調子もより良くなりました!
また、学校の近くにはおしゃれなカフェもいくつかあって自由時間の際に行く事も多かったです。
 

 

休日の使い方

日曜日が一応休日となっていますが、午前中はアシュタンガヨガの授業か何らかのアクティビティがありました。例えば、先生に連れられてガンジス川の上流に行き、クラスメイトと川岸でヨガをしたり沐浴をしたりしました。他にも朝からアシュタンガヨガの太陽礼拝108回をみんなで行う事もありました。
日曜日の午後は自由時間でしたので、友達とテスト勉強をする事が多かったです。ちなみにテストは筆記と実技の両方あります。実技は、呼吸法やヨガのポーズに関する内容でした。筆記は、哲学に関してや解剖学について問われるものでした。もちろん勉強ばかりではなく、友達と滝を見に行ったりもしましたよ!
 

 

ヨガ留学を経験して変化した事

 

インドの印象は?

とても良くなりました。実際に訪れてみると、滞在前に思ってたインドとは全く違いました。インド特にリシュケシュでの生活は全てが新鮮でした。「インドが怖い」という印象も場所による問題であって、リシュケシュは全くそんな事ありません。街の人たちはみんな優しくて且つフレンドリーでしたし、自然に囲まれている環境である事にも癒やされました。たくさんの自然によって気持ちも癒やされ、人の本質を引き出してくれる場所がリシュケシュだと感じました。
 

 

自分自身の変化

リシュケシュにいる時から周りのみんなに変わったと言われていました。初めは慣れない環境やヨガも初めてという事もあって、内向的になっていた部分もあったと思います。それがだんだん慣れてくると、常に笑顔でいられるようになっていました。
体も免疫がついたのかわかりませんが、日本にいた時よりもかなり元気になりました。この留学を通して、継続的に運動や体動かす事は健康を維持する為に必須であるという事を実感しました。私はこの2ヶ月間をの結果として、10kg近く体重が落ち体が引き締まりました。毎日朝から晩まで授業を受けて、食事も3食ベジフードなので本当に健康に良いです。
 

もちろん日本に帰国した後も個人でヨガは続けてはいたものの、2ヶ月間ですっかりリシュケシュにハマってしまっていた私は、「リシュケシュに戻ってまたヨガをしたい!」という気持ちが強くなる一方でした。そして2019年5月にリシュケシュを再度訪れてしまいました!! その時はRYT500コースでお世話になった同じアシュラム(学校)で1週間のみ受講させてもらいました。ヨガは続ければ続けるほど向上心が出てきて、さらに学びたい気持ちが強くなります。そしてリシュケシュは何度でも訪れたくなる場所です。
 

どんな人にインドヨガ留学を勧めますか?


「人生を変えたい人」、「本当の意味で健康になりたい人」、「自分自身と向き合って自分自身についてもっと知りたい人」にこのインド・リシュケシュでのヨガ留学をオススメしたいと思います。ヨガが全くの初心者の方でも、少しでも興味があるなら私のように1歩を踏み出してみて下さい!