【私がインドヨガ留学を選んだ理由】25歳女性の挑戦

自然の中でヨガ

インドヨガ留学を選んだ理由

ヨガの本場で本格レッスン

私は25歳の女性です。新卒で入社した会社を3年で辞め、以前から趣味として続けてきたヨガを職業にしようと今回、インドヨガ留学を決断しました。私自身、ヨガを始めてから健康的な生活、体質改善を実感し、人生の幸福度が高まったと感じていました。これを多くの人に伝えることは価値ある仕事だと思い、キャリアチェンジに踏み切ったのです。思い切ってヨガインストラクターを目指すのであれば、本格的にヨガを学び、ヨガの素晴らしさプラスαで自分にしか伝えられない何かを持っている人になりたいと思い、日本人の中ではメジャーではないインドでのヨガ留学を選びました。私がヨガの留学先として選んだのは、ヨガの本場インド、そのインドの中でもヨガが生まれた街と言われる北部にあるリシュケシュです。ハワイやタイなどのヨガ留学に比べて、スピリチュアルなヨガレッスンを行ってくれるということで、ヨガのルーツを知る上でもはじめの一歩として最適だと思ったのです。

リシュケシュに誘われて

リシュケシュはインドの首都デリーから北へ車で6時間程度の場所にある都市です。日本では知られていませんが、ビートルズやスティーブ・ジョブズもヨガをするためにリシュケシュに足を運んだというほど世界的にはヨガの聖地として有名な都市です。かくいう私もインドヨガ留学を調べる前はこのリシュケシュのことは知りませんでした。ウェブサイトでリシュケシュについて調べているうちにリシュケシュの自然や街を覆っている神秘的な雰囲気を実際に見てみたいという衝動に駆られました。リシュケシュはガンジス川の上流にあたり、エメラルドグリーンの綺麗な色の水がその雰囲気を更に際立たせます。インドヨガ留学がなくてもリシュケシュに行っていたかもしれません。

多文化国に身を置く

インドは様々な文化を許容している多文化国家です。言語、宗教、民族の数は世界でもトップクラスの多様さを誇っているのではないかと思います。また、インドには欧米を中心に外国人がたくさんヨガ体験に訪れます。今後、ヨガインストラクターを目指すにあたって、アーサナだけでなく考え方やコミュニケーションも含めてトータル的に人に伝えることを目指していこうと思っています。インドではその多様性に加えて、他の国の方々と交流することで新たな学びがあるのではないかという期待をもってインドヨガ留学を選びました。

インドヨガ留学中の体験

インドヨガ留学では月曜日から土曜日の朝6時から夜の9時頃までレッスンがあり、1日中ヨガのことを勉強して、自分なりに考えて、実践してという繰り返しでした。食事までもベジ(ベジタリアン料理の略)が3食だったので、生活習慣の面からもヨガについて考えられました。ポーズの正確さはもちろん大事なのですが、それ以上に普段から自分の体と心について考え、語ることが大切だと感じました。

レッスンのない日は近くのカフェに行って読書をしたり、ラフティングをしてアクティビティを楽しみました。普段アシュラムに缶詰生活の中でたまにリシュケシュの人を交流すると彼らの生活スタイルを同じ目線で見られるので、面白い発見が沢山ありました。ガンジス川で沐浴する光景も当たり前に目にしましたし、自分がインド人になったような感覚でしたね。

インドヨガ留学後の変化

ヨガインストラクターとしての心技体

インドヨガ留学を選んで良かったことは統合的にヨガを理解できたことです。アーサナだけでなく、呼吸法や精神の整え方、食事から生活習慣を作っていく方法、人生で大切なことについて考えることができました。特にインドヨガ留学のレッスンでは精神面での学びが多かったように思います。自分との対話というのはなかなか難しいことで、これまでの私も出来ていませんでした。インドヨガ留学を通してその重要性を改めて認識できたと思います。

どこでも生きていける自信

リシュケシュでは本当に様々な人と交流の機会があったため、今後は誰とでもコミュニケーションを取れる自信がつきました。また、文化や考え方の違いを受け入れ、自分の意見を主張していく大切さも学びました。これは日本では気づくのが難しく、変えられない点だと思います。インドヨガ留学を通じて世界中のどこでも誰とでもやっていける自信がつきました。

ヨガとインドを好きになる

1ヶ月間のヨガ漬けの生活を通してヨガとインドを好きになりました。今後も何かの転機にはインドに来たいと思うし、ヨガは一生続けていこうと思います。