ヨガを始めたきっかけ
なぜヨガを始めようと思ったのか
私がヨガを始めたのは2年前です。当時は生まれたばかりの子供の育児と家事の両立がとても大変で忙しない毎日を送っていました。その積み重なりから身体の疲れやコリ、そして精神的にもかなり参っていました。そこで話題になっていたヨガエクササイズにちょっとした興味本意で体験することにしました。すると驚くことに翌日の朝あまりに身体が軽く、すごく気持ち良く目が覚めたんです。そこからヨガを続けることになりました。
30代女性にとってのヨガの魅力
私にとってのヨガの魅力は家事炊事洗濯などヨガをしている最中はそういった日常を忘れてとてもリラックスできるということです。これは私に限らず世の主婦全てに言えることだと思います。なにせ主婦は気苦労が多いですし、またずっと家で家事をしていることもあるので運動不足になりがちです。そういった面ではヨガにはダイエット効果もあるので体型を気にしている主婦にもヨガをおすすめできますね。また30代女性は美容意識が高い方も多いので、姿勢の改善やアンチエイジングの効果を求めてヨガをする方も少なくなくないです。また筋肉がつくのが嫌でジムに行けないなんて人でもヨガは内臓脂肪を燃焼させるエクササイズなので筋肉をつかずして内側から痩せることができ太りにくい体質に変わることもできるんですよ。つまりヨガは全主婦の悩みを全て解決できるといってもいいほどのエクササイズですね。また子供をもっている女性も多く子育ての悩みや家事の苦労などを共有できる場としてもとても良いですね。
インドヨガ留学を決めた理由
インドを選んだ理由
ヨガを始めた理由は主婦としての気苦労からだったのですが、始めていくうちにヨガの身体的な面よりも精神的な面に惹かれていくようになりました。ヨガは単なるエクササイズではなく哲学でもあると知ってからどんどんと奥深いヨガの世界にハマってしまいました。あと通っていたスクールの先生がとても魅力的な方で、彼女も私と少ししか年が変わらないのですが子供もいるにもかかわらずヨガのインストラクターとしての仕事、家事、子育てをちゃんと両立していてそしてヨガを心から楽しんでいるところにとても影響をうけました。「こんな女性もいるんだ」と思い、それから本格的にヨガを学びたいと考えはじめました。日本でもヨガインストラクターの資格を取得できると知り検討しましたがやはりヨガの本場であるインドのリシュケシュで本当のヨガの考え、哲学を学ぼうと思いインドを選びました。
留学前のインドに対する印象
スクールのヨガインストラクターの先生にも相談したところ彼女はリシュケシュでヨガインストラクターの資格を取得しており彼女のすすめでリシュケシュでのヨガ留学を決めたのですがインド留学に対して不安がなかったというと嘘になりますね。やはり多くの日本人はインドにたいして「治安が悪い」「女性一人では危ない」「日本人はよく騙される」といったイメージをもちますし実は私もその一人でした。友人や家族に話すと大抵のひとには反対されました。しかし夫だけは賛成してくれ、私が不在だった留学中の家事や子育ても代わりにしてくれてとても感謝しています。
留学後のインドに対する見方の変化
留学を終えたいま、いままでのインドに対するイメージは驚くほど変わりましたね。たしかに騙そうとしてくる人はいましたし、夜女性が出歩くと危険な場所もありましたが私が留学をしていた場所リシュケシュではそんな体験はほとんどありませんでした。特に私がインドへきて驚いたことは人の温かさです。インドでは人と人の距離が近く「あなたもわたしも同じ」という感覚をみんな持っているように感じました。またリシュケシュはヨガを習いに外国人観光客が多く集まることから外国人に対して排他的な印象はなく、日本人である私に対しても彼らは思いやりをもって温かく接してくれました。
インドでヨガ留学をして良かったこと
リシュケシュでの生活
リシュケシュは本当に静かな場所で現地の人たちも温厚な人たちばかりでした。インドの喧騒な人間臭いところが苦手という人でもリシュケシュは問題なく快適に過ごせると思います。またリシュケシュの真ん中には原流に近い綺麗で雄大なガンジス河が流れています。私のリシュケシュでの好きだった日課は散歩です。ヨガのレッスン終わりに夕日に照らされ朱色に染まった幻想的なガンジス河を眺めながらなにも考えずおもむろに歩いたのは1日の疲れのリフレッシュになりましたね。またリシュケシュでの食事はすべてベジタリアンでとても健康的な食生活を送り、心身ともに健康的な生活を送ることができました。
リシュケシュの生活詳細はこちら→ヨガの聖地リシュケシュ
1ヶ月ヨガ漬けの生活
私は全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)の資格を取るためのコースを選びました。(RYT資格の詳細はこちら→インドヨガ留学で取得できる全米ヨガアライアンスRYTについて)1日のレッスンは毎朝5時に瞑想の講義が始まり、それから実技のレッスンと座学をはさみ18時の呼吸法で終わるという具合でした。なかなかハードな毎日でしたが苦と感じることはありませんでした。それは実技のレッスンが涼しい時間帯の早朝にあったり暑くなる昼間は屋内で座学といったように学校側が生徒が集中してレッスンに臨むことができるよう配慮してくれたおかげだからと思います。またそれぞれ動機は違いますがみんなヨガを真剣に勉強し取り組んでいる仲間だったので国籍は違いますが言語や価値観などでぶつかることなく生徒たちの間では一体感がありました。彼女たちとヨガのわからない点を共有しあったりヨガの楽しさを分かち合ったりしたことはとても良い思い出ですね。
インドヨガ留学で身についたこと
このインド留学を通してさらにヨガ哲学に対して見聞を広げることができました。アーサナだけでなく、呼吸法や瞑想、哲学なども学びたいという希望があったので学びながら、実践できたことにとても感謝しています。約1ヶ月の間ヨガと向き合い、自分自身ととことん向き合えたことは私にとって最高の環境でした。日本に帰国してからもインドで学んだヨガを生活の一部として過ごせるよう意識しています。またヨガと出会い、ヨガを深く知ることで自分の心や生活がより豊かになる人が増えるようこれからは学ぶ立場から教える立場になってヨガの楽しさ、奥深さを広めていくことで私を変えてくれたヨガに恩返しをしたいと思います。
インドヨガ留学を勧める理由
ヨガの聖地で本場のヨガを学べる
なんといってもインドでのヨガ留学の最大の魅力はヨガ発祥の地リシュケシュで本当のヨガを学ぶことができる点だと思います。私はここへ来る以前も趣味程度ではありましたが1年半ヨガをやっていました。ですが日本では本当に些細なことではありますが誤解されているトレーニング方法も多いように感じました。例えば少しマニアックになりますが骨盤底筋はお尻の穴をしめて…というトレーニングは硬くなってしまうので逆効果で、ゆるめることが大切であるということを知り驚きました。このようにここに来なければ知ることができなかったことも多かったと思います。またヨガの聖地リシュケシュでは多くの外国人観光客がいました。彼らも私たちと同じくヨガを習いにきているという人がほとんどなので同じスクールの生徒の有無に関わらず、同じヨガ好き同士すぐに仲良くなり交流を深めることができました。日本でもヨガは流行していますが世界各国からのヨーギとのつながりができるのはここリシュケシュならではだと思います。
生活環境と治安がとても良い
日常から離れてヨガの事だけに集中ができるのはとても良かったです。家事炊事洗濯をやりながらは体力的にも困難だったと思うので、ヨガのトレーニングと授業以外は必要最低限の身の周りの事しかしなくて良い環境だったからこそ、集中して勉学に励めたと思います。食事もベジタリアンになり、禁酒禁煙で健康的に暮らせ頭だけでなく日常生活もヨガの生活ができました。崩れた生活のリズムを1ヵ月かけて正しいリズムに直すこともでき仕事や今後の不安や心配や人間関係のわずらわしさなど一旦はすべて忘れられることができるので心身ともにリセットもできた1ヵ月間でした。多少の疲れや筋肉痛も出ましたがとても充実した生活を送ることができたと思います。
費用が安い
全米ヨガアライアンスを登録している認定スクールは日本で受ける場合40万から50万ほどの費用がかかりますが、私が留学したシヴァヨガスクールは渡航費や旅の諸々の費用含めて40万を下回りました。それに加え食事付きと最高のヨガを学べるこの環境はとてもお得だと思います。