ヨガの聖地リシュケシで1泊2日の旅行をしてみた

インドの首都ニューデリーから車で8時間ほど北に走った先にある、ガンジス川上流に沿ってある小さな町が「リシュケシ」です。壮大なヒマラヤ山脈のふもとに位置するリシュケシはインドの騒々しい雰囲気とはかけ離れた落ち着きのある静かな街です。インドの中でも人気の観光地のひとつで、日常を離れて心を休めるために、世界中から旅行客が集まります。今回はそんなリシュケシについて紹介します。

リシュケシとは?

リシュケシは日本の軽井沢

ガンジス川の上流に面するリシュケシはインドを旅行する街の中で、多くの人がおすすめする観光地のひとつです。また、世界的に有名なヨガの聖地としても知られており、インド人、外国人問わず、多くの人が心を安めにやってきます。1960年代には、ビートルズもこの地を訪れ、瞑想して多くの曲を作り出したといわれています。

リシュケシはヒンドゥー教の聖地

リシュケシはヒンドゥー教の聖地として、寺院や道場アシュラムなどの宗教施設がたくさんあります。街の北側にある街の北側にあるラクシュマン・ジューラー橋の東岸に13階建のシュリ・トラヤンバクシュワール寺院があります。最上階まで登るとリシュケシの街やガンジス川の源流を眺めることができ、その眺めは絶景です。そのため、旅行客の人気スポットのひとつになっています。

世界的に有名なヨガ発祥の地

リシュケシはヨガの聖地、ヨガの発祥の地として有名です。ヨガ好きの旅行客だけでなく、初心者であっても、リシュケシを訪れ、精神を統一し、己に磨きをかけます。リシュケシにはヨガ道場アシュラムが数多く点在しており、本場のヨガ体験がお勧めです。ヨガレッスンはレベルに合わせて受けることができ、初心者でも安心のコースから上級者むけの本格的なコースまで選べます。予約などをしなくても、飛び込みでヨガのレッスンに参加できる道場もたくさんあります。

私も実際にリシュケシに旅行してきましたので、その様子を紹介します。

リシュケシに小旅行してきた

2017年5月上旬、インドは日本の6月下旬くらい暖かくなっていました。私はインド人の友達、日本人の友達10人くらいで、ニューデリーから車で30分ほど南のグルガオンからマイクロバスをレンタルして、リシュケシに向かいました。夜の22時ごろに出発して、翌朝7時くらいには着くだろうという予想でした。夜中は寝て、起きたらリシュケシについてればいいなと思っていましたが、車の中ではビールを飲みながら、音楽に乗って、修学旅行のバスのようにはしゃいでいたのと、ガタガタの道路で上下にシェイクしていたので全く眠れませんでした。(笑) そのうえ、途中でマイクロバスのブレーキが故障し、修理業者を2時間待って、やっと直って再出発!途中、朝ごはんや昼ごはんを挟んで、やっと今晩宿泊する宿(キャンプ場)に到着したときは15時でした。笑 
ヨガ留学リシュケシュ1

デリーからリシュケシまでは途中のハリドワールまで列車で行き、そこから乗り継ぎの列車に乗る、もしくは、バスやタクシーで行くことを強くお勧めします!

リシュケシでのアクティビティ

リシュケシの街に入って、宿にたどり着くまでに、20分ほどガンジス川沿いを走りました。川を見下ろすと、ラフティングをする旅行客でいっぱいでした。リシュケシはヨガの聖地、ヒンドゥー教の聖地として知られているだけでなく、暖かくなると、ラフティング、カヤック&ボート、バンジージャンプ、バイクをレンタルしてツーリング、ハイキング&キャンピングツアーなどのアクティビティもかなり充実しています。

私達も、午前中には宿に到着した後、午後からハイキングを行う予定でしたが、予想以上に到着時間が遅くなってしまったので、リシュケシの街中を観光することにしました。また、今回はグループでの旅行だったので、残念ながらヨガの体験をすることはできませんでした。

次の日にラフティングをやりました。ラフティングは日本でもできますが、インドのラフティングは一味違います。ボートから川へ飛び込むのは当たり前で、他の旅行客のボートをひっくり返したり、自分のボートに置いて行かれたのか、浮遊しているほかのボートの人が途中から自分のボートの船員になたったり。私も激流の中で勢いのあまりにボートから投げ出されたときは死ぬかもと思いました。笑

ヨガ留学リシュケシュ2

リシュケシの街とは

街中を歩いていると、インド中からやってきたたくさんの巡礼者やサドュー(修行者)の姿が目立ちます。そして、ヨーロッパやアメリカからも多くのヨギーが集まるこの街では、カフェ文化が発展していて、おしゃれなカフェがたくさんありました。また、観光客もたくさん集まるため、お土産屋さんもたくさんありました。

やはりヨガの街だった

とはいっても、やっぱり街中にはさまざまなヨガ道場アシュラムや寺院、ヨガスクールのチラシがあり、やはりヨガの街だなと実感しました。また、ヨガ好きが集まる街であり、ヒンドゥー教の聖地であることから、街全体がベジタリアンであり、スーパーにもオーガニックな商品が並んでいて、健康に良さそうなものが並んでいました。

まとめ

今回はヨガの聖地、ヒンドゥー教の聖地として旅行客に人気のリシュケシュについて紹介しました。リシュケシュはヨガだけでなく、カフェやアクティビティも充実しています。街全体がベジタリアンなので、ヨガをしながら、食事も健康的に生活できます。みなさんも日常の忙しい生活から離れて、穏やかな雰囲気、ガンジス川に心癒されるリシュケシュで自分のスタイルにあったヨガコースを見つけ、一緒に自分に磨きをかけてみませんか。

瞑想で悟りを開くヨガの聖地リシュケシュでのインドヨガ留学

皆さんは日々、忙しい生活の中で自分の進むべき道や本当にやりたいことから遠ざかってしまってはいないでしょうか。本記事では、瞑想によって周囲の雑音によって”ブレない”姿勢と精神を保つ瞑想を紹介したいと思います。ヨガの聖地リシュケシュで経験した瞑想の体験談になりますので、瞑想に興味ある方はご一読下さい。

インドヨガは瞑想から始まる

どの国も神秘に満ちているが、インドほどそう思うところはないと思います。横尾忠則さんの「インドへ」を若い頃に読みそう思ったのか、古い歴史を持つインド的なものに憧れてたのかは自分でも分かりません。

昔からインドに伝わる知恵や瞑想を通じて自分自身を見つめ、見つけられるかもしれないという希望と、どんなに汚くてもどんなに貧しくても、サバイバルしなければ生きて行けないという究極体験を同時に強いられる不思議な国に、とにかくいつかは行かなければと思っていたのも確かでした。

インドへは自分としっかり向き合うために一人で行くことに決めました。冒険冒険また冒険をモットーに生きてきた私だから、何とかなるだろうと思ってたのかもしれません。その時私は40代半ば。年齢は関係なありませんが、インドに行くのはやはり体力のある若い方がいいと思います。

だからその時に行かないと一生行けないかもと思ったのでしょう。年齢的にも、今しかないと思ったギリギリゾーン。一番の目的はリシュケシュに瞑想を学びに行くことでした。

そんなリシュケシュとはどのような街なのでしょうか。

瞑想のためのヨガの聖地リシュケシュとは

私の目的地であるリシュケシュは緑豊かな土地の中にあり、インド人の悟った導師の編み出した色々な瞑想ができる場所でした。

インドヨガ留学の地、リシュケシュにはドイツを始めとするヨーロッパや日本、韓国、ロシア、アメリカ、ブラジルからも、そしてインド人もやってきます。世界中からの探究者たちがリシュケシュに足を運ぶのです。

イギリスのビートルズやスティーブジョブズもヨガのためにリシュケシュを訪れた影響もあり、リシュケシュの街にはヨガを学びに来ている人以外にもヨーロッパ系の旅行者の姿が目立ちます。街のど真ん中を流れる母なる大河ガンジス川と壮大な山々を見ながらのんびり過ごすのは、この上なく贅沢だそうです。

私にとっても長年行きたかった癒しの場所であり、オアシスであり、ミーティングプレイスなのだった。世界中からのいろいろな人々に出会える恰好の場所でもあり、運が良ければ知人、友人にも出会える場所でした。

リシュケシュは厳格なヒンドゥー教の街でもあり、朝晩にはガンジス川でお祈りしている人の姿を見かけます。川の流れる音しか聞こえない中でガンジス川と向き合って瞑想する時間が私は好きで堪りませんでした。

インドというと治安が良くないというイメージが強いかもしれませんが、それは日本人なら誰でも知っているような有名な観光地の話です。リシュケシュは治安がすごく安定しているし、穏やかな雰囲気に包まれています。瞑想には最高の場所を提供してくれているのです。

ヨガと併せてやりたいリラックス効果の高いダイナミック瞑想

数ある中から一番代表的なダイナミック瞑想と呼ばれている瞑想法を紹介します。私は今でもできる場所さえあれば、ベストなエクササイズであり、ストレスフリーになれる貴重な瞑想法だと思います。

ダイナミック瞑想は内に貯まっているストレスやカタルシスを吐き出す究極の瞑想法です。瞑想には座って行うものが主流と思われていますが、それだけではありません。インドヨガは現代に生きる我々のために呼吸を極限まで使ってできるアクティブ瞑想を編み出したのです。

ダイナミック瞑想10分単位で音楽が変わる1時間瞑想。自分の内奥を観察しやすいように目を閉じるか目隠しをして行います。最初の10分は鼻から激しく呼吸し、次の10分間は叫んだり泣いたりしてもよく、内側から湧き上がることを吐き出すレットゴーとも言われるステージに移ります。

次の10分間は手を上げて飛ぶ。大地から空に向け、フッフーフーと呼吸して腹の底からジャンプします。この時どうしても手が下がってしまうが、なるべくなら上げたままにしましょう。苦しいけどその方が効果があるらしい。しかし耐え切れず気が付くと下がってしまいますが、また上げます。そしてストップの合図とともに、10分間の静止と沈黙。汗が流れるのを感じ、鳥の声も聴こえる。

そして無になりかけた頃、音楽が流れ出す。最後の10分間は好きなようにダンスを開始するのです。深い沈黙からセレブレーションが始まり、体と心が自由になり、軽くなるのを感じます、新しくリフレッシュされた自分を発見する瞬間。この1時間は時空を超え、マインドが空っぽになるのを体験し、永遠の至福が一瞬にしてやってくるのです。

まとめ

日本では瞑想といえば静かに行うもの、という認識が広がっていますが瞑想の本質はそこにはありません。無になり、外部からの雑音を遮断し自分と向き合うことこそが瞑想の目的です。今回紹介したインドヨガの聖地リシュケシュは、その境地に辿り着く近道が用意してくれています。本当の瞑想を経験したい方は是非足を運んでみて下さいね。

インドはヨガの聖地?インドでヨガを学ぶのが最高な3つの理由

ヨガ発祥の国であり、ヨガの聖地と言われるインド。近年、ヨガは日本を含めて世界中でその人気を高めており、東南アジアやハワイなどにもヨガスクールが次々とできています。インドで生まれたヨガは各地の文化や慣習を取り入れ、現在では様々な特徴をもったヨガが生まれてきています。そのため、海外でヨガを学ぶ際には、その国のヨガのルーツを知る必要があります。

本記事ではヨガ発祥の国インドが聖地と言われる理由をインドヨガの聖地リシュケシュ、インドヨガの特徴、インドの音楽から読み解いていきたいと思います。本記事を読めば読めばインドヨガの本質を理解しながらヨガに触れることができるでしょう。

ヨガがインドの代表的な文化

リシュケシュ

ヨガの歴史

ヨガの起源は紀元前2500年頃まで遡ります。インダス文明で生まれたものなのですが、現在でいうインド北部のパンジャーブ州、パキスタンなどが中心となって隆盛した文化になります。そしてヨガの教典が400年頃に書かれていますが、これが日本で翻訳されたのは1960年代だというからやはり日本のヨガの歴史はまだまだ始まったばかりなのがわかります。その後もヨガは世界中で支持されるようになり、インド政府が教育機関を設立するなどヨガ人口は今も増え続けています。

紀元前2500年頃 インダス文明がヨガ起源
紀元後400年頃 ヨーガ・スートラ教典が成立
紀元後1300年頃 ハタヨガ大成
紀元後1600年頃 ハタヨガ体系化、ヨガが世界へ拡大
紀元後1920年頃 インド政府によるヨガ大学設立

ヨガはインド人の生活の一部

インド人にはヨガが特別だという考え方はありません。ヨガはあくまでも生活の一部なのです。生まれた頃から当たり前のようにヨガを行い、当たり前のようにそれを自分の子供にも伝えます。日本を含めてヨガは健康を維持するためのアクティビティとして位置づけている国は多いのですが、インドはそうではありません。そのため、インドのどこの都市に行ってもアシュラムやヨガスタジオが当たり前のようにあります。そして、朝6時など早くから空いている所が多いのは、ヨガは早朝にやることで一日を豊かにできることをインド人は知っているからなのです。つまり、インドがヨガの聖地と言われる理由の一つは、ヨガを生活と切り離せないところに位置づけているヨガへのコミットにあると言えます。

ヨガはインドのリシュケシュ発祥

インドヨガ発祥の地と言われるリシュケシュはインド北部の都市です。穏やかな雰囲気と自然に囲まれた心地の良い環境は多くのインド人や外国人観光客を呼び込んでいます。リシュケシュにはアシュラムといわれるヨガの道場が100近くあると言われており、街には世界中からヨガ好きが集まり、ヨガ修行の場ともなっているのです。

これはリシュケシュがヨガに集中できる環境にあるからだと言えます。広大なガンジス川を眺めながらそのほとりでマイナスイオンを感じながら行うヨガは普段行うよりもリラックス効果が増して最高!という声を耳にします。日頃の喧騒から逃れ、ヨガや瞑想に集中できるその環境は、著名人にも広く知られています。例えば1960年代にはかの有名なビートルズもリシュケシュを訪れ、森の中のアシュラムに篭り1日5時間以上の瞑想をしながらたくさんの曲を作っていたようです。

ガンジス河 瞑想

山とガンジス川に囲まれたリシュケシュでは聖なる大河と言われるガンジスの中で瞑想したり、ガンジス川の源泉とも言われる滝の下でヨガをするなど自然と一体となったヨガをすることもできます。ハワイやバリといったリゾート地でないので派手さには欠けますがヨガの本質である心と体の調和を理解するには最高な環境なのではないでしょうか。

このようにインドヨガ発祥の地と言われるリシュケシュは街としてヨガのための環境が作られており、いくら発達した人工的な技術でも届かない神聖な空気がリシュケシュには流れています。世界中から訪れる人がそれを感じているのでインドがヨガの聖地と言われているのでしょう。

心技体を鍛えるインドヨガ

ガンジス川 瞑想

インドヨガはスピリチュアル志向

インドヨガ最大の特徴はそのスピリチュアル志向なスタイルです。欧米のアーサナ(ポーズ)を重んじるヨガへのアプローチとは違い、インドヨガでは精神面からヨガを理解しようとします。そのため瞑想の時間をしっかり取り、多くの場合、朝一番のプログラムは瞑想からはじまります。食事呼吸法といった毎日を構成する要素の一つとしてヨガを捉えているため、アクティビティとしてではなく生活に組み込む習慣が身につきます。

日本は無宗教国家であり、瞑想に対して依然としてネガティブなイメージがあるように思います。そのため多くのヨガスタジオでアーサナが重要視されがちですが、アーサナはあくまでもヨガを構成する一つでしかありません。本来、ヨガというものは瞑想による心と体の調和と呼吸法というしっかりとした基礎ができて初めて様々なアーサナが生きてくるのです。

インドヨガは瞑想、呼吸法、アーサナの全てを深く繋げて考えているので、その奥深さゆえ世界のヨガインストラクターから人気があるのです。そして上述したリシュケシュはヒンドゥー教寺院なども沢山あり街全体に流れる雰囲気がスピリチュアルなヨガを行うに適した環境を作っているのです。

ヨガ×インド音楽

インドにはボリウッドダンスといわれる独自のダンススタイルがあります。そうです、インド人は音楽が大好きなのです。そして、インド人の根底にはヨガがあり、ヨガのための音楽も多いのです。音楽は国の文化を象徴するものであり、ヨガもまたインドのように国の文化になり得ます。インドがヨガの聖地と言われる理由の一つはヨガが文化として根付いてることにあります。ここではインド独特の曲調をもったおすすめヨガミュージックを紹介します。

瞑想×ヨガ音楽


これを聴くだけでリシュケシュの街並みが頭の中に思い浮かぶのではないでしょうか。瞑想は自分と向き合い、心体の調和を図る時間です。この音楽は心を沈め、ストレスや不安を解放するためにピッタリです。約3時間30分とたっぷり収録されているので、1日15分の瞑想に少しずつ聴いてみて下さい。

アーサナ×ヨガ音楽


アーサナをする際に一緒に聞きたい曲です。アーサナで重要なのはポージングの正しさも然りですが、それ以上に心が体と向き合えているか、余計なストレスを感じていないかという点です。この音楽はストレス軽減効果があると言われており、インド人ヨガインストラクターからも支持されています。

リラックス×ヨガ音楽


ヨガが終わって汗をかいたらリラックス。この曲はインド曲調で日本人には馴染みがないかもしれませんが、ヨガ本場のインドを感じたいならかなりおすすめです。筆者はインドでヨガをしていた時は毎朝アーサナが終わるとこの曲をかけながらカフェで読書していましたよ。

まとめ

インドがヨガの聖地と言われる理由をまとめてましたがいかがでしたでしょうか。ヨガはインドの代表的な文化の一つであり、インドヨガの考え方は世界中で行われているヨガの根本となっているものです。そしてヨガにおいてはポージングだけでなく、精神的な面も非常に大切と考えられており自己と向き合うためのヨガに集中できる環境も整っています。インドではヨガの歴史が深く、文化として根付き、今日もなおスピリチュアルなヨガ環境が揃っているのでヨガの聖地と言われるのです。

デリーとリシュケシュの治安まとめ

インドの首相がモディ氏に変わって以来、あらゆる面で法規制や罰則が厳しくなっているためインドの治安事情は年々改善されています。しかしながら、日本ではインドの治安や生活状況について断片的にしか取り上げられず、また、情報”ネタ”になるようなことしかフォーカスされないため、インドヨガ留学についてご相談いただく方の中にはあらぬ誤解を招いているケースも散見されます。そこで今回はインドヨガ留学前に知っておきたいインドの治安状況について筆者の体験も含めてまとめていきたいと思います。インドヨガ留学やインド渡航を考えている方に参考にして頂ければ幸いです。

インドの治安

首都デリーの治安

インドの首都デリーは、インド北部に位置しており海外の玄関になっているインディラ・ガンディー国際空港があります。そのため、インドを訪れる外国人の多くは地方都市や観光地に行く際、このデリーに降り立ちます。インドヨガの聖地であるリシュケシュに行く場合もデリー経由でタクシーやバス、国内線で近くの都市まで飛ぶといった方法があります。

デリーには多くの観光客が滞在するため、ホテルやレストランなどは豊富に存在し、滞在中の生活には困らない環境と言えます。一方で、観光客を狙った詐欺が横行している側面もあり、複数人がグルになって仕掛けてくる手口もあるため、被害に遭ってしまうことも少なくありません。そのため、インド渡航歴がある人の話を聞くとデリーは最悪だったという人が比較的多いため、評判の良くない都市と言えます。一定期間滞在すれば、そういったことにも対応できるようになるのですが、発展途上国への滞在が慣れている方でもデリーに順応するのは時間がかかるといえるかもしれません。

ヨガの聖地リシュケシュの治安

ではインドヨガの聖地リシュケシュはどうでしょうか。リシュケシュはインド北部にある都市で、首都デリーから車で約6時間程度、飛行機とバスを乗り継いで約3時間程度の場所にあります。その過ごしやすい気候から観光客だけでなくインド人のリゾート地としても人気が高く、リシュケシュに足を踏み入れると外国人観光客やインドの中間層の方を多く見かけるます。そのため、観光産業で街は賑わっており、現地の人もリシュケシュでの暮らしに満足している印象を受けます。現地の方の観光客へのホスピタリティの高さに驚いた覚えがあるため、特に外国人には優しい街で治安も安定しているといえます。

デリーからリシュケシュに移動すると、街の雰囲気は大きく変わります。喧騒とカオスの街デリーに比べ、リシュケシュは静寂と安らぎの街といったところでしょうか。ヨガの聖地であるためヨガの道場であるアシュラムも大小合わせて100近くあると言われており、アシュラムの近くは本当に静かなエリアになっておりヨガを尊重する文化が根付いている印象を受けました。

インドで感じた危険なこと

野犬

インドでは他の発展途上国同様、一定数の野良犬が街を徘徊しています。これらの野良犬は狂犬病を持っているため、接触しないように注意が必要です。注意が必要と言っても噛む噛まないは野良犬の気分次第なため、できるだけ近寄らない、威嚇したりしないといった野犬を必要に刺激しないことが大切です。

交通事故

インドは人口が多く、車社会のため街を走っている車の数も非常に多く、加えて交通ルールもあるようで機能していない場合が散見されます。特に都市部では、交通事故や交通ルールを守らないことから渋滞が頻発し大きな課題になっています。近年では、交通の罰則金額が以前の10倍近くになり取り締まりを強めているものの依然として交通違反は慢性的に起こっており、道路を横断する際だけでなく信号を待っている時も気が抜けません。インドでは青信号は「注意して渡れ」だと思って、道路を歩きましょう。

対処と対策

人気ない場所に近づかない

インド在住の私はインドはある程度安全だと思っていますが、やはり日本とは違い深夜の出歩きは極力避けるようにしています。夜間の徘徊でトラブルに巻き込まれるケースもあるため、外国で過ごすときの基本的な心がけや用心はしておくべきでしょう。

よそ見をして歩かない

日本ではスマホ歩きが他人の迷惑になり社会問題になっていますが、インドでのスマホ歩きは生死に関わる問題になってきます。上述した交通事情のようにインドでは思いもよらない方向から車やバイクが飛び出してきたりします。歩く時は自分の身を守るためにも周りを確認しながら進むようにしましょう。

気を緩めない

インド人は基本的に人懐っこく、親切な国民性だと思います。しかし、万国共通で全員が善人というわけではありません。中には悪いことを考えている人もいるのは事実だと思いますし、筆者もそんなインド人に何度も遭遇したことが有ります。自分の身は自分で守るということを肝に銘じてインド生活を送るようにしましょう。

まとめ

以上、インドの治安についてでした。インドは最低限のマナーやルールを守りつつ、気を抜かなければとてもおもしろい国だと思います。ヨガ留学や旅行を最大限楽しむためにもインドを理解し、適応するように努力しましょう。

ヨガ発祥の地リシュケシュ滞在体験記

これが三度目のインド旅行。それまでの二回でデリー、アグラ、ジョードプルといった北インドやゴア、バンガロールなどの南インドを嗜んだ私が次に選んだ都市は、ヨガ発祥の地とも言われるリシュケシュでした。デリーから北へ車で6時間の場所に位置するリシュケシュはこれまでも行こう行こうと思いながら、そのアクセスの悪さからなかなか足が向かない都市でした。しかし、インドで出会った方々や情報を集めているうちにリシュケシュへの興味が大きくなっていき、ヨガを生んだスピリチュアルな街を自分の目で肌で感じたいと思ったのです。本記事ではそのリシュケシュ滞在を記していきます。

ヨガ発祥の地リシュケシュ

大荒れだったリシュケシュまでの道中

私がリシュケシュへ行ったのは9月の中旬、インドの首都デリーではまだ雨季が過ぎ去りきらない少しジメっとした時期でした。予め予約していたタクシーに乗り込みデリーを深夜に出発した私は、リシュケシュへの道中、不空き眠りにつきました。しかし、走り始めてデリーを抜けたあたりからその快眠は雨の後でひどく荒れた道路のおかげで2時間足らずで終わることになったのです。一度目を覚ましてからはその後も道の悪さから寝ように寝れず、そのアップダウンに一睡も出来ませんでした。そんな最悪の行き道を経て6時間半、リシュケシュに着いたのは朝7時頃でした。

リシュケシュの朝

ヘトヘトになりながらリシュケシュに着いた私は、駐車場に車を停めてもらい仮眠を取りました。というのも、リシュケシュの殆どのカフェやレストランの開店時間は朝の8時半からだったのです。1時間半程度の眠った後、私は近くのおしゃれなカフェに入りました。雨季とは思えない、清々しい朝。天気は快晴でキラキラ輝くガンジス川と山の緑をみながらコーヒーとサンドイッチを注文し席で待ちました。ガンジス川では現地の方が沐浴をしており、そこにはデリーの喧騒とはかけ離れた緩やかな時間が流れているのを感じました。

リシュケシュの人

朝ごはんを済ませた私は10時頃になると、目星をつけていたリシュケシュのアシュラムに向かいました。車は駐車場に待たせておき、リシュケシュの街を散歩がてらアシュラムまで歩くことにしました。しかし、なかなかたどり着くことが出来ず現地の方に何人にも道を聞いてしまいました。噂で聞いていたとおり、リシュケシュの方は私が持っている印象のインド人ではありませんでした。デリーなどの都市部では客引きや行き過ぎた人懐っこさが印象的なインド人でしたがリシュケシュでは、それは一切感じませんでした。お店の人は困っている外国人の私を見るや周辺の道について詳しく教えてくれました。もちろん、見返りを求められることはありませんでした。道行く人やすれ違う人も行き交うたびに「ナマステ」と挨拶をしてきて、それがあまりにも自然だったため人をもてなすという慣習が根付いているのだと感じました。リシュケシュの人は私をすぐにリシュケシュの虜にしました。これまでのインドとは全く違う、そんな印象を受けたリシュケシュの朝でした。

リシュケシュでのヨガ体験

ヨガの聖地リシュケシュ

リシュケシュは世界的にもヨガ発祥の地として知られている都市です。そのため、外国からも多くの方がヨガの体験をしにリシュケシュに来ます。プロフェッショナルな方の中には、ヨガが生まれた環境を一度その目で見ようと訪れる人もいます。日本ではヨガは人気が出始めて間もない文化ですが、世界では健康アクティビティとして主流なため多数の外国人観光客を出会うことが来ました。

想像を超える体へのヨガの負荷

私は今回がヨガ初体験。期待と不安を抱えながら踏み入れたアシュラムに待っていたのは、初老のヨガインストラクターでした。一生がヨガ歴と笑顔で語る彼は早速、ヨガの心得から教授してくれました。ヨガとはどのように生まれたのか、ヨガが我々に何をもたらすのか、熱くそして静かに語ってくれるその姿は、何か神秘的なものすら感じました。ヨガは基本的にハタヨガ中心に行われましたが、これが辛く、体は終始悲鳴を上げていました。これがヨガの本場だからなのかわかりませんが、心拍数までは上がらないまでも仕事で縮んでいた筋肉が引き伸ばされ、同時に止まっていた血液が流れ出すのを感じました。

まとめ

こうして私は初のリシュケシュ滞在を終えました。リシュケシュの人々、本場のヨガに触れ、インドの新たな一面を垣間見れた、そんな滞在になりました。インドは喧騒でカオスばかりではなく、このような穏やかな一面もあるのだと、またインドを好きになったリシュケシュ訪問でした。

肥満になりやすいインドの食事事情

インド人の食生活

インド人の食事

インドの食文化はイタリアンやフレンチと並んで世界的にも有名ですが、香辛料を多く使う以外はインド料理の中でも地域や習慣、文化によって特徴が異なります。日本ではインド人が毎食カレーを食べていると思っている人が少なくないと思います。確かに我々日本人から見ると全てカレーの一種に見えるのですが、そもそもカレーというものがインドには存在しないという説もあります。私達がいうインドのカレーは香辛料を多用した料理のことをいい、その一つ一つには名前があります。一説には「カレー」というのはタミル語の食事を意味する「Kari」と言われています。インドの旧支配国イギリスがインド料理をカレーとして取り入れたことで、カレー=インド人の料理という考え方が普及したのです。

実際、インド人の食事はほとんど毎食が「カレー」です。具材や使っているスパイス、作り方は様々なようですが、各々好きな「カレー」をチャパティーと呼ばれる小麦粉をこねて伸ばして焼いたもの(薄いナン)と一緒に食べています。インドの食事作法は基本的に手を使います。インド人は右手を浄、左手を不浄と考えており食事中に料理に触れるのはきれいな右手のみとされています。欧米の文化に慣れている都会の人以外は基本的にスプーンやフォークはすすんで使いません。親指、人差し指、中指の第二関節までを使うのが上品な作法と言われており、筆者もインド人の先生に教えてもらいながらやってみましたが、これが意外と難しいのです。インドに行った際はチャレンジんしてみてください。

インド人に肥満が多い理由

インドでは肥満が社会問題になっており、近年では健康食品やスポーツジムが流行りだしています。そう、インドは肥満大国なのです。インド料理は主食がチャパティーという小麦粉を使ったものであり、カレーには多量の油が使われています。また味が濃いものを好むインド人はスパイスも大量に使うため、1食あたりのカロリーは高くなります。インド人に肥満が理由はここにあります。

インドではスポーツジムが多数あり、中間層中心に会員数は伸びています。しかし、それ以外では運動する環境が整ってないのです。外でランニングするにしてもインドの交通状況を見れば難しいことなのは一目瞭然で、広場や運動場も整備されていない印象です。

インド生活の食事

自炊

インドでの滞在、旅行に行って体を維持したいのであれば、自炊が最もベストな方法です。カロリーをコントロールできる自炊は健康維持のためには欠かせません。インドの食材は大変安く、特に野菜は買う場所を選べば日本の4分の1程度で仕入れることができます。健康管理はインド生活を楽しむ上でも最も重要なので、自炊はおすすめです。

デリバリー

インドはデリバリー文化が普及しており、デリバリーアプリを使うと大体のお店が料理を運んでくれます。これは非常に便利で、かつデリバリー料金も高くないため忙しい時や手軽に食事を済ませたい時におすすめなツールです。

外食

インドにはインド料理の他にイタリアンや中華料理、東南アジア料理から日本料理まで様々なジャンルの食事を楽しむことができます。特にデリーなどの大都市では食のグロバリゼーションが進んでおり、世界の食事を楽しむことができます。

インドでの食生活の注意点

インドの食生活で気をつけなければならないことは2つあります。1つ目は衛生面です。インドではここの意識が低いため、自分自身でも注意が必要でしょう。水道水を飲まない、手洗いうがいといった基本的なことは守るようにしましょう。

インドヨガ留学の食事

インドヨガ留学中の食事は全てベジタブル食になります。健康的な食事を管理されているため、食生活が乱れる心配はありません。1日3食の規則正しい生活を送ることで良い生活習慣を整えることが可能です。

インドで感じた食事と人生のつながり

インドの食事

新鮮な食材が豊富

混沌としたインドという国に来て毎回驚くことは食材がフレッシュなことです。特にインド人にとって、スパイスの鮮度はとても大切なことです。スーパーマーケットや商店でたくさん並んでいるいる箱入りスパイスの製造年日をチェックすると大抵パックしてから3ヵ月未満なのです。それだけ、商品の回転も速いのでしょう。各家庭でもスパイスの鮮度が重視されていることが伺えます。

インドの家庭では、カルダモンや、スターアニス(八角)、クローブ(丁子)などの種子系スパイスはスパイスひき屋さんにひいてもらったり、料理する直前にすりつぶすというのが一般的です。パウダー状になってしまったものでは、スパイスに慣れていない私達には気付かないようでも、インド人には香や成分に乏しく感じられるそうです。
麦やミレット(ひえ、粟、キビ等の英語名での総称)なども、鮮度が重要!ひいて、粉にしてから時間の経ったものは風味に欠けるのです。

それゆえインドで食べるチャパティがおいしい理由は、粉の鮮度にあるのです。ミルクもスパイスも新鮮だからチャイスタンドのチャイがおいしいのです。味だけでなく、風味を楽しむのがインドの食です。それを手で直接触れて口にする。インドでの食事では、スワディシュターナチャクラ(味覚)と共に、ムーラダーラチャクラ(嗅覚)とアナハタチャクラ(触感)がいつもより 刺激されてることに気がつきましたか?

カロリー計算ではなく消化重視

私達が日頃、便秘や下痢になったり肥満になることはインドのアーユルヴェーダでは「未消化」による「アーマ(不純物)」が原因とされています。私達が口にするものは消化されて初めて、吸収され、残ったものが排泄することができますが、消化が不十分だと、食べ物が消化管を通っていかず体に長く滞留し、それが毒(アーマ)に変わるのです。

インドでは身体や排泄に不調を来たすのは、「自分の処理能力を越えた食べ物」という概念が浸透しており、消化を助けるための工夫が食べ方や調理法でそこここに見られます。毎食といっていい程出会うクミンや、レストランの会計時にサービスされるフェンネル等は消化促進の代表的なスパイスです。日本では牛乳やバター、マーガリン(食べれるプラスチック)等を製造販売すると国から補助金が出るのですが、ギーやバターミルク等は対象外なので、日本ではあまり製造されていないため、なじみがありません。しかし、ギーやバターミルクという乳製品は消化と栄養吸収にたいへん優れているもさることながら、その味はたいへん美味。インドの食卓でいつでも見かけるものです。

不要物をとらずカロリーを摂る

西洋文化で一般的なカロリー計算というのは、単なる目安に過ぎず、人間の身体は「△△カロリー食べたから肥る」という単純なものではありません。
例えば同じ500キロカロリーのコンビニのお弁当と普通の白ご飯を比較してみましょう。コンビニのお弁当にはたんぱく質や炭水化物だけでなく、多くの脂質や繊維が含まれており、これを消化し、自分の身体に有用なエネルギーになるまで分解するために、多くの種類の消化酵素が必要となります。

一方、ご飯では単一品目のために消化酵素が少なくて済み、消化器官にかかる負担も少ないためにより多くの量を消化できるという訳です。加えてコンビニのお弁当の場合、保存料や着色料といった本来ヒトが口にすべきでないものがたくさん入っておりこれが一層消化を困難にし、消化しきれなかったものが身体に蓄積し肥満を呼びます。壊せないもの、排泄できない不要物が身体にたまった結果、肥満になるのであって、カロリーが高いために肥るのではありません。消化ベースの考え方というのは、モノをどんどん売りたい消費社会とは逆行するもので現代日本ではあまり一般的ではありません。消化できる量をというのは、ヒトそれぞれまた体調によって大きく変化するものです。インドでの食事を通して本来の自分の消化力に目が向くようになるでしょう。

霊性を感じて生きる

ベジタリアンの国インド

インドは台湾やバリ島と並んでベジタリアン天国と呼ばれる程、菜食主義のためのオプションが多く、配慮もなされている土地です。ヨギが増え、健康な食生活のためとに色んなダイエット(食餌法)が脚光を浴び始めた日本ですが、米国食肉産業支援のための奴隷と化しているフード業界では動物の肉や肉のエキスの入ってないメニューを探すのがまだまだ難しい状況です。比べてインドでは常に菜食主義者用のメニューというのが用意されていることや、菜食主義者が誤って肉を口にすることのないように線引きが明らかで、各々の選択肢が尊重されています。初めてのお宅に招待される際は、食事の傾向を尋ねられることでしょう。

インド人が肉食をしない理由

菜食主義者の多いインドでも「肉食をしない理由」というのは様々です。育成過程で化学肥料や抗生物質などのクスリ漬けになった動物の死肉によって身体を汚染したくない。や、肥りたくない。といったような健康志向型や、動物の死肉によって自分の纏うエネルギーが高次元に上がらない。という波動重視型。殺されるためだけの生命を作るシステムに加担しない。というカルマ思考型など。私は菜食主義者だという人々によくその理由を尋ねるのですが、一度ブラフマー層の友人の母親が「私達はヒトの見本になる存在として産まれているから(肉食しないの)です。」という答えを聞いたときには頭の下がる思いでした。

ヨガを深めてゆく上で避けては通れない概念「アヒムサ(非暴力)」と多くの犠牲の上に自分の存在が成り立っているというパラドックス。
「動物の肉を食べる/食べない理由は何か?そして、その選択による影響は社会や個人のたましいにどのように作用しているか」という問いかけから、自分以外の生き物とのつながりや、社会とのつながりの中にある宇宙の法則が必然的に見えてくることでしょう。

まとめ

「食べること」を通して、自分自身の内と外へのつながりを見つめ気付くことのできる国インド。日本のモノゴトを型にはめた見方を飛越えて、社会の実相を見つめ、たましいの声に耳を傾けにインドの濃密な空気の中へ自身を浸しにゆきませんか?インドの食事はあなたのたましいを解き放つ鍵を授けてくれるはずです。インドは食と生のつながりをダイレクトに感じる国なのです。

リシュケシュ滞在中に発見したおすすめのアシュラム5選 

リシュケシュ観光に行ったら行きたいアシュラム

ヨガの聖地リシュケシュでは多くの外国人観光客がヨガを習うために訪れています。彼らにとってリシュケシュへ来る目的はただこの場でヨガが生まれたからという理由だけではありません。リシュケシュには多くのアシュラムが点在しています。アシュラムとは「精神的な修行する場所」という意味を持ちます。インドには数多くのアシュラムがあるのですがその多くは外国人が入ることを許されていません。しかしリシュケシュにあるアシュラムのほとんどが外国人を受け入れています。そのため世界中の修行者や観光客がヨガをするためにここリシュケシュへと足を運ぶのです。

アシュラムとは

前述したようにアシュラムとは「精神的な修行をする場所」という意味です。多くの修行者がアシュラムをヨガ道場として通っています。アシュラム内では禁酒・禁煙・菜食・静寂が遵守されています。基本的にアシュラムは1日で出てもいいですし長期滞在も許される自由な雰囲気です。また朝から夕方までレッスンがありますが受けない人も多く、滞在者のなかではアシュラムを宿代わりに使う人も多いようです。

おすすめのアシュラム5選

ヨガの好みや、先生との相性は人それぞれですが今回はリシュケシュで人気であったり、日本人から好評のアシュラムを紹介します。

シヴァヨガピース~Shiva Yoga Peeth~

シヴァヨガ

shiva yoga Peethはインド政府公認のリシュケシュを代表するといっても過言ではないヨガスクールです。街中にあちこちからシヴァヨガの看板があることからいかにこのスクールが人気がかを伺うことができます。ドロップインで150Rsから受けることができます。ヨガ教師養成スクールも行われていることから、世界中からヨガを本格的に学びたい人たちが集まります。世界のヨガマニアたちの空気に当てながら本場のヨガを体験してみたい人にはおすすめです。

ニルヴァーナヨガ~Nirvana Yoga~

ニルバーナヨガ

キイロイ家ゲストハウスの隣のホテルHotel Vyasでやっているヨガ教室です。ドロップインだと200Rs。先生は中国で10年間ヨガを教えた経験を持っており、最近リシュケシュでホテル業とヨガを始めました。ヨガの種類はハタヨガ、ヴィンヤサヨガ、アシュタンガなど様々なリクエストに柔軟に対応してくれます。まだ始めたばかりだからなのか、少人数のためアットホームな雰囲気で丁寧に指導してくれるのが特徴です。なお、ホテルに泊まると1回ヨガレッスンは無料になるそうです。

サイヨガ~Sai Yoga~

サイヨガ

ドロップインだと200Rsのヨガ教室です。ヨガの内容はベーシックな感じで、シヴァナンダヨガ系ですがシュヴァーサナを挟みながら行うので体力的には初心者の方にも優しいレッスンです。もの足りなければリクエストも可能です。場所は先生のご自宅の一室で開かれています。天気の良い日は山に囲まれ綺麗なガンジス川が一望できる屋上でやるときもあります。またサイヨガの人気の一つは先生の陽気な人柄です。ぜひ訪れた際は実際に先生の魅力を確かめてみてください。

Rajendra Yoga & Wellness Center

ラジョンドラ

カフェおかえりの2階にあるヨガセンターです。日本人がとても多くレッスンを受けるアシュラムです。ヨガ初心者でもわかりやすく丁寧な指導をしてくれるので基本からヨガを習いたい初心者向けのアシュラムです。また食堂には日替わりのターリー定食があるのでインドのカレーに飽きた方はぜひ日本食を求めて、ついでにヨガで一汗かいてみてはいかがでしょうか。

アーナンド・プラカーシュ~Anannd Prakash~

アーナンド

女性先生が教えてくれるアシュラム。女性の方でインド人男性の先生のアジャストが気になる方は、このアシュラムがおすすめです。内容は陰ヨガと思ってしまうぐらいかなり長めのキープ時間でゆっくりとアーサナを取り、痛くない程度の時間のキープをして身体の変化など体感力UPが期待できます。アジャストは少ないですが、自分のアーサナ・身体に意識を向けたい人におすすめです。

まとめ

いかがでしたか。今回、紹介したおすすめのアシュラムはほんの一部に過ぎずリシュケシュにはまだまだ魅力的なアシュラムがあります。長期滞在したい方も大抵のアシュラムは1回からレッスンを受けることができるドロップインを受け入れているのでお試しで行ってみて気に入ったらそこで長期滞在、気に入らなかったら他も色々回っていくなどといった方法を取ってみてはいかがでしょうか。

インドヨガ留学中に行くべきレストラン・カフェ5選

ヨガの聖地リシュケシュはベジタリアンの街です。アルコールも禁止されています。アルコールが欲しい場合は隣町まで買いに行かなければなりません。しかしだからと言ってリシュケシュでの食事は美味しくないかというと、そうではありません。リシュケシュには色々な食べ物があるので、全てがベジタリアン食でも飽きることなく生活することができます。今回はベジタリアンではない方も満足できるようなリシュケシュの美味しいレストランを紹介したいと思います。

リシュケシュのレストラン5選

60’s

60's

リシュケシュといえばビートルズがヨガ修行をするために訪れたことでも有名です。そしてこの街ではビートルズの来訪にあやかった多くのレストランがあります。60’sもその中の一つですが特に人気のあるレストランです。ラクシュマンジューラーのお土産もの屋さんが立ち並んでいる階段の途中にあり、ベジタリアン料理やドリンクメニューが充実しています。店内は60年代のオールドアメリカを感じさせるような雰囲気を醸し出し、またビートルズのレコードなどが飾られておりファンにはたまりません。お値段は観光地なので少し高めに設定されていますが、盛り付けはとても綺麗で美味しく、お店のスタッフも愛想が良く、何よりもカフェから一望できるガンジス川のサンセットを見るだけでも行く価値があります。

Cafe OKAERI

OKAERI

Cafe OKAERIはリシュケシュのリキシャスタンドから山側にあがったところにあります。細い道ですが看板があるので注意して見つけてください。日本人オーナーが経営するレストランで多くのヨガ留学をする日本人達にとっての憩いの場でもあります。品揃えはインド定食のターリーやJapaneseターリー、あとはデザートや飲み物また土曜日には巻き寿司の日があり、この日だけ巻き寿司を食べることができます。価格設定は飲み物、デザートは30~60Rs、食事はターリー100Rs、Japaneseターリ120Rsと比較的低めに設定されています。さすが日本人が経営するお店ということでもありプレートも小鉢で構成されるという気遣いと、味も日本人好みです。現地の方も多く来店するので人気店のため、早い時間に行くことをお勧めします。

Little Buddha Cafe

リトルブッタカフェ

Little Buddha Cafeはイタリアン、インド料理、アジア料理と日本食以外ならなんでも揃うレストランです。デザートメニューも充実しており特に定評を博しているのが、チョコボールwithアイスクリーム。チョコの固まりにアイススクリームがトッピングされており、チョコ好きにはたまらない一品となっています。店内からはラクシュマンジューマ橋とガンジス川を一望でき、内装はまるでツリーハウスのよう。寝転びスペースもあり、無料のwifiがあるので欧米人などが長時間ここでパソコンを持ってくつろいでいる姿が見受けられます。

Pyramid Cafe

pyramid cafe

Pyramid Cafeはラクシュマンジュラ橋の南側、川沿いのメイン通りをラムジューラー橋へ向かって西へ向かい、10分ほど歩くと、ピラミッドカフェの看板が小さく出ており二股に分かれた道を左へ入り、ひたすら登るとカフェがあります。ここは現地の住民の間や長期滞在している観光者の間でしか知られていない隠れ家カフェとして通っています。料理は美味しいベジタリアンフードを食べることができます。特にパラクパニール(ほうれん草のカレー)が人気があります。wifiは有料(10Rs)ですが早くて快適で、またあまり知れ渡っていないためとても静かで快適な空間を過ごすことができます。

キイロイ家

キイロイ家

日本人が経営するホテル「キイロイ家」の食堂スペース。有料でwifiも使えます。野菜ジュース、パンケーキ、ピザ、パスタ、そして和食と豊富な種類の品揃えがあり、飲み物は30~40Rs、食事は80Rs~120Rsとお手ごろ。おすすめはまかない食で、毎日違う味の野菜カレーで飽きずにお腹を満たしてくれます。あとは日本食のアボカド丼もおすすめです。夕飯のみのメニューで、お昼ぐらいまでに予約が必要です。

まとめ

リシュケシュでは冒頭でも述べたようにお酒もお肉も禁止されています。しかしそれを補って余りある豊富なメニューや美味しい食事があります。ぜひリシュケシュへ観光、または滞在されるご予定の方は今回ご紹介したレストランへ立ち寄りヨガで身も心もリフレッシュしながら、美味しいベジタリアン料理で健康的なリシュケシュライフを過ごされてはいかがでしょうか。

インドヨガの聖地リシュケシュの気候

インドヨガの聖地リシュケシュの気候


「インドは1年中暑い。」そのようなイメージを持っていらっしゃる方も多いと思いますが、インドは非常に広い。インドは西ヨーロッパがまるごと入ってまだ余るぐらいの大きい国です。日本でさえも沖縄と北海道では気温・湿度が異なるのと同様に日本の8.7倍の面積があるインドでは日本以上に地域によって気温・温度が異なります。では北インドに位置するリシュケシュの気候はどうでしょうか。

4月・5月のリシュケシュの気候

・リシュケシュの1年間の気温と降水量
リシュケシュ 気候

・東京の1年間の気温と降水量
東京 気候

グラフをみると、6月~8月(雨季)が1番暑いように見えますが実は、雨季は雨が降って太陽が出ない分暑さがマシで、1番暑いのは4・5月です。この季節にリシュケシュで過ごしたい人は部屋の空気の入れ替えは朝のうちに済ませ太陽の日差しが強い時間帯は部屋のドアやカーテンを閉めておくことをおすすめします。なぜならアシュラムの建物のほとんどは石やセメスターで出来ており日中に窓を開けていると熱がこもり、夜中に暑くて眠ることができないからです。服装はもちろん半袖短パンサンダルで、また出かける際はシーツなどを水でぼとぼとに濡らしてそれをかぶって出かけることをおすすめします。肌に濡れる部分が水に濡れていると涼しく感じます。十分に濡れている布でも10分ほどで乾くのでそうなったらガンジス川で濡らしましょう。

6~8月のリシュケシュの気候

6・8月は雨季の季節になります。リシュケシュの8月は東京の台風シーズン8・9・10の3ヶ月分の降水量に相当します。この季節に来る方は洗濯物が乾くのに数日かかることを考慮して多めに衣類を持ってきましょう。8月は特に雨季のピークであり、洗濯物は乾くのを諦めたほうが無難です。風通しの良いインドの建物でも雨季は壁や天井が黒カビだらけになる程です。持ち物としては日本製の質の良い速乾性の素材の下着、部屋着、スポーツウェア、乾きやすいタオルなどをおすすめします。

9〜11月のリシュケシュの気候

残りの9月から3月までが乾季になります。この季節は雨季、暑季に比べると格段に過ごしやすくなります。たくさんのヨガの修行者がこの季節にリシュケシュを訪れ、ヨガ修行に励みます。9月から3月までと長期で過ごしやすい季節が続くので、ヨガ留学をする方は雨季がちょうどおわる9月あたりから滞在し始めるのがおすすめです。晴れていれば気温は昼間の東京よりも暑く日差しが強いですが風が強いので朝夕は実際の温度以上に体感温度は低いです。服装は昼間はTシャツ短パンで大丈夫ですが、だんだんと朝晩は冷え始めるので長ズボンやロングTシャツやパーカーなどをおすすめします。

12〜3月のリシュケシュの気候

12月下旬から2月上旬にかけての夜の冷え込みは東京の比ではありません。インドの建物は暑さと湿気を逃すつくりになっているので寒さや冷え込みには全然対応していません。風通しを良くするために建物のあちこちの壁から小動物が入ってこれるぐらいの隙間が開けています。ドアを閉めていても窓ガラスのないこういった合間から風はどんどん入っていきます。そのため日本の冬に着るようなコートや日本製の温かい下着や靴下、山でも大丈夫な軽いダウンの寝袋などの服装をおすすめします

インドヨガの聖地リシュケシュのアクティビティ

ラフティング

リシュケシュ ラフティング

リシュケシュではガンジス川でのラフティングも人気のアクティビティです。ラフティングを申し込める場所が点在しているので、そこで予約をしてゴムボートを載せたジープをチャーターしてガンジス川のさらに上流へと向かっていきます。コースは急流ではない部分やよりスリリングなコースを選ぶことができたりと苦手な方でも楽しむことができます。また夕方から始めると夕焼けが水面に映えた真っ赤なガンジス川をボートで進むことができとても貴重な体験をすることができます。リシュケシュの気温よりガンジス川の水温の方が低く水はとてもひんやりしていて気持ちがいいので雨季ではない限りどの季節でもおすすめです。ガンジス川でラフティングすることは忘れることのできない素敵な思い出になること間違いありません。

トレッキング

リシュケシュ トレッキング

リシュケシュでは前述したラフティングが人気のアクティビティですが、トレッキングもとても魅力的です。ガンジス川沿いを上流方へとたどりながら森林へと入っていきます。ジョンレノンが沐浴したというガンゴートリー(ガンジス川の源流)や活き活きと生活するリシュケシュに生息する野生動物、大自然など様々なここリシュケシュならではの体験をすることができます。トレッキングの同行者にはインドの巡礼者も何人か同行する場合もあるようです。緑豊かな自然と幻想的なガンジス川の源流をたどっていくトレッキングツアーはリシュケシュ滞在においてかけがえのない体験になります。

まとめ


雨季はやはり降水量が多いため、観光やアクティビティ、滞在にも適していません。やはり滞在や観光においては9月~3月の乾季がおすすめです。リシュケシュは気温から見るとわかりにくいですが、建物の構造や環境により冬は東京よりも寒く、夏は東京よりも暑いです。その点に気をつけてそのシーズンにあった服装や持ち物に気をつけてヨガ留学や観光、アクティビティを楽しんでください。